宮城県漁協(寺沢春彦組合長)の通常総代会が6月30日、石巻市で開かれ、当期剰余金2億807万円(前年度比9442万円増)を計上した2021年度決算を承認した。黒字は10期連続。22年度事業計画などの議案も可決したほか、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出に「断固反対であることはいささかも変わらない」とする特別決議を採択した。