海藻が吸収する二酸化炭素(CO2)「ブルーカーボン」によって温暖化対策を進めようと、宮城県水産業基盤整備課は12日、仙台市内でシンポジウムを開いた。豊かな海の生態系を育むコンブなどの藻場を広げれば、磯焼けの解消にもつながる。基調講演やパネルディスカッションを通じ、CO2の貯蔵庫として注目されるブルーカーボンを生かす道を探った。