シシャモの荷揚げ。良型が目立った(10月5日、鵡川漁港)
鵡川漁協のシシャモ漁が5日に始まった。初水揚げは58.9キロ。過去最低の漁獲量だった昨年の初日の約12キロを上回った一方、今年も依然として低調な出足を余儀なくされた。価格はキロ5051円で昨年を約500円上回り、高値でのスタート。着業者からは初日の漁模様に対し「台風によるシケ明けに加え、前浜の資源量が少ないことが不漁の原因」と推測する見方が出ている。