岩手県宮古市が事業化を目指すホシガレイの陸上養殖で、2季目の出荷が10日、市魚市場で始まった。平均570グラムの20尾が競りにかけられ、キロ4500~3300円(平均3884円)の値が付いた。夏場のへい死が課題だったが、飼育環境の改善により安定供給のめどが立った。主要魚種の不漁が続く中、海面養殖の宮古トラウトサーモンとともに新たな収益の柱に育てたい考えだ。