毛ガニの荷揚げ。深刻な漁獲不振に陥っている(18日、紋別港)
オホーツク管内の毛ガニ漁は西部(雄武・沙留・紋別の3漁協)、中部(湧別・常呂の2漁協)の両地区を中心に深刻な漁獲不振に陥っている。雄武は達成率3割、沙留も6割の実績で7月中旬に終漁。若ガニを残して来年以降の資源につなげる観点で早期に切り上げた。過去最低の許容漁獲量下、2年連続未消化の厳しい状況に危機感が高まっている。