留萌管内のエビかご漁は、増毛漁協が前年比約3割増の水揚げと善戦した反面、北るもい漁協は昨年を下回っており地域間で差がみられた。一方浜値は、主体のナンバンエビはじめボタンエビも高値傾向となり金額を押し上げている。3月開始の小型船は11月で終漁した。6隻操業の増毛漁協はエビかご全体の4~11月水揚量が25%増405トン、金額28%増7億4198万円、キロ平均単価2%高1834円。小型船5隻と大型船1隻(2、9月休漁)で操業する北るもい漁協は、エビ全体の1~11月水揚量が23%減265トン、金額13%減9億891万円、キロ平均単価13%高3430円。