岩手県水産技術センター(釜石市)は7月31日、2024年度(9月~来年2月)の県内への秋サケ回帰予報を発表した。予測値は数量4万4千尾、重量136トン。いずれも人工ふ化放流事業が本格化した1984年度以降で最低だった前年度並みで、東日本大震災前(2008~10年度の3カ年平均)の1%にも満たない見通し。回帰の中心は12月上中旬とみる。