今季の宮城県産生食用むき身カキの出荷が10月30日、始まった。県漁協石巻総合支所で開かれた初入札会には前年同期比8%減の9.7トンが入荷。10キロ当たりの平均単価は同10%高の3万851円、最高値は同14%高の4万1千円だった。卵持ちはほとんどなく、全般に小ぶりながら身入りも良好だったが、夏の記録的な猛暑に伴う減産を懸念する声が出ている。