宮城県漁協石巻湾支所(髙橋文生運営委員長)は、管内で獲れる天然アサリ資源の保護、増大を目指している。東日本大震災で被災し、新たに造成された石巻市の万石浦の干潟で5年前から漁を再開。漁期や漁獲上限、採取サイズを定め、今季は10トンを水揚げした。環境の変化を逆手に取った干潟拡大計画が進行中。水揚量を増やし、ブランド力強化につなげる。