4月上旬に水揚げしたウニの身入り状況
えさん漁協日浦地区青年部(成田昂平部長、3人)が取り組むバフンウニの蓄養試験で成果が表れている。昨年11月に陸上水槽に収容したウニはコンブの給餌により歩留まりが改善され、4月上旬には25%まで向上、良好な結果が得られた。一方で課題は苦味の改善。また、昨年は自作の円筒かごを地元漁港内に試験的に垂下、十分な実入りを確保できたほか、水槽掃除などの作業負担を軽減できる利点もあり、今後の本格導入を検討していく。