解禁から3カ月余りが経過した北海道沿岸のスルメイカ漁。全域的に漁況は今季も低調。日本海側は主漁場が形成されず、各地で序盤から苦戦が続いている。太平洋側は道東が花咲で昨年より早く7月に水揚げがあり、8月の盆明け以降も集中。津軽海峡~道南は日高が出遅れの一方、白老沖で8月下旬から見え始め、苫小牧の水揚げが増加。函館は統計史上最低で推移している。