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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2026.06.01

漁網循環活動に賛同-ICFA年次総会-


 ICFA(国際水産団体連合)の年次総会が4月27日、イタリアのローマで開かれた。日本からは大日本水産会の枝元真徹会長らが出席し、水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会(Re:ism)の設立など水産を取り巻く日本の状況を報告するなどして意見を交わした。困難ながらも漁網のリサイクル活動に取り組む日本の姿勢に賛同の声が得られた。


掲載日:2026.06.01

ニッスイ、養殖サーモン2030年1万トンへ拡大


 株式会社ニッスイは5月27日、東京都で国産養殖サーモンに関する事業説明会兼試食会を開き、同社が手掛ける養殖サーモンを2030年に1万トンの生産量に拡大することを明らかにした。岩手県陸前高田市に新たな漁場を整備し、新規の給餌設備を導入。6月8日の世界海洋デーを前にして「水産資源を守りながら持続的に安定供給するには『養殖』が欠かせない」と強調。サーモン養殖を通じて豊かな海を次世代へ引き継ぐ姿勢を打ち出した。


掲載日:2026.06.01

枝幸町の海洋食品、生原料の缶詰拡充


 枝幸町の海洋食品株式会社(三國浩司社長、電話0163・62・3731)は、前浜・枝幸で揚がる魚介類を生原料で缶詰に仕立てる「フレッシュパック」で、昨年からサバの水煮缶=写真=を商品展開している。2、3年前から定置で獲れて、サイズも良型が増えてきた“秋サバ”を活用。町のふるさと納税返礼品や通販で訴求している。フレッシュパックは水揚げから24時間以内に缶詰に仕立てている。生原料で素材の良さを生かし、うま味や風味が豊か、冷凍原料でつくる通常の缶詰より軟らかい食感などが特長。


掲載日:2026.05.25

植食性魚類活用アイデア続々

メンチカツの原料として丸徳水産が買い取るイスズミ


 海藻を主食とし、藻場の生態系や漁業資源に影響を及ぼす植食性魚類の利用が各地で広がっている。長崎県対馬市ではイスズミをメンチカツに加工し、学校給食の定番に育て上げた。岡山県ではクロダイが食品宅配サービスに採用され、山口県上関町室津では定置網で漁獲したアイゴの活用が始まった。産地と消費者をつなぐ中間支援組織の協力も得て、磯焼け対策と収益確保の両得を見据え、厄介者とされてきた魚を食卓を彩る海の恵みに転換する動きが加速している。


掲載日:2026.05.25

食の近未来技術と出会う-FOOMA JAPAN 2026-


 食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」(主催・一般社団法人日本食品機械工業会)が6月2~5日、東京ビッグサイトで開催される。今年のテーマは「The Shift is On」。国家成長戦略でも注目されるフードテック分野の展示を見どころとし、陸上養殖や植物工場をはじめ、食品産業の近未来テクノロジーとの出会いを創出する。 49回目となる今回の出展社数は過去最多の1025社で、前回に続き千社を超えた。出展企業が生み出すさまざまな課題解決策は食品製造業をさらに進化させるもので、業界の未来を創造していく。優れた研究開発の成果へのアワードなど多彩な企画で盛り上げる。


掲載日:2026.05.25

福島・松川浦アサリ資源回復に注力、漁期本番 漁獲量抑え操業

水揚げされたアサリ(5月14日)


 福島県相馬市の潟湖、松川浦で今季のアサリ漁が主漁期を迎えている。腰まで入水し長竿のマンガ(じょれん)で海底を掘る漁法で、相馬双葉漁協松川浦地区の約60人が着業。東日本大震災の津波被害などで減少した資源の回復に努め、月2~3回、1人当たりの漁獲上限を定めたプール制で操業。キロ620円で相対販売する。着業者は「採る量が少ないので育ちはいい」と前向きに話す。6~7月を盛期に9月まで続く。


掲載日:2026.05.25

枝幸漁協のタコ箱・底建網船、第八栄進丸が竣工

大漁旗をなびかせ乙忠部漁港に向かう第八栄進丸


 枝幸漁協所属のタコ箱、底建網船「第八栄進丸」(鳥谷部彰政船主)がこのほど竣工した。前方にサイドスラスターを搭載し機能性を向上させ、安定感のあるバルバス・バウ構造を採用し操作性・安全性を確保している。5月8日に地元乙忠部漁港で行った祝賀会には同漁協組合員はじめ大勢の関係者が集まり新造船を祝福。神事、餅まきなどを行い、大漁と安全操業を祈願した。


掲載日:2026.05.25

宗谷・頓別スタート、北部本操業 歩留まり向上


 オホーツク海北部の本操業は、5月中旬から宗谷・頓別の2漁協で始まった。宗谷は日産220~230トン、頓別は100トン前後のスタート。漁場造成開始当初に低かった歩留まりは、5月から上昇傾向にあり、小型アソートからの好転にも期待が集まっている。


掲載日:2026.05.25

高台の干場 防災拠点に、津波想定、住民の避難場所整備

高台に整備している避難場所。休憩などで使うコンテナハウスやトイレも完備している


 日高中央漁協井寒台地区で拾いコンブやフノリ漁を営み、地元消防団にも所属する西川泰弘さんは、高台に所有するコンブ干場を含む敷地を防災拠点として整備している。知人ら有志と協力し、津波などで避難した際に身を寄せるコンテナハウスや簡易トイレなどを設置したほか、駐車スペースも確保。炊き出し用の設備に加え非常食も備蓄。あらゆる時期の避難を想定しエアコンやストーブ、発電機も備える。昨年、今年と津波警報・注意報発令時に住民らが一時避難、地域の防災に貢献した。西川さんは「まだまだ課題が山積み。今後も皆と協力して整備を進めていきたい」と力を込める。


掲載日:2026.05.25

ひやま漁協養殖トラウト、各地区で今季水揚げ

荷揚げ後は素早くえら切り(5月21日、豊浜漁港)


 ひやま漁協が取り組むトラウトサーモン(ニジマス)の海面養殖は熊石、乙部、江差の3地区で今季の水揚げを実施。養殖試験1年目の乙部はじめ各地区で生残率9割超えの順調ぶりだ。乙部支所の乙部地区サーモン養殖部会(部会員9人)は21日、4698尾、12トン弱を初水揚げした。生残率は9割超えの好実績を挙げた。荷揚げ作業はいけすからたもでトラウトをすくい上げ、電気刺激マットで鎮静化を図り、素早く全量活じめ。部会員はじめ乙部船団(15人)や青年部など地元漁業者らが協力。出荷したトラウトのうち100尾を町民向けに販売した。


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