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新聞記事

フジッコ「塩こんぶ」のけん引で上期昆布製品売上高2.8%増

2018年11月19日

手を汚さずに使える 「ふりふり塩こんぶ」

 だしやつくだ煮、昆布巻きなど消費が減退傾向の昆布製品が多い中、比較的堅調と言われているのが塩昆布(塩吹き)。昆布加工大手のフジッコ(株)(神戸市、福井正一社長)の2018年度上期(4~9月)実績では、「塩こんぶ」が昆布製品の売上高をけん引。調味料として定着するなど用途の拡大が要因の一つという。
 また、もう一つの要因として「今期に限って言えば、猛暑の中ミネラル補給できる商品として塩昆布に注目が集まった」とも話す。
 今後に向けては、3月に発売した細かく刻んだ粒状塩昆布「ふりふり塩こんぶ」(プレーン、ガーリック&ペッパーの2種)の普及・育成に注力する。内容量35グラムの小さなボトルタイプのため商品棚での視認性が低いことから、他食材とのコラボや試食販売など地道な店舗フォローで店頭露出を増やす。

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