電子版 電子版サンプル

新聞記事

北海道一覧

掲載日:2017.07.31

「標津漁師会」本格始動 低利用魚を加工販売

 標津漁協の若手漁業者でつくる「標津漁師会(浅野将太会長)」は本格的に前浜産の普及活動に乗り出している。地元の若手農業者グループとも連携し、ヌマガレイやトウベツカジカなど単価の安い低利用魚を商品化。標津町内の空き家を借りて「漁農食堂」と題した販促イベントなどを定期的に実施、販売拡大に取り組んでいる。


掲載日:2017.07.31

利尻刺網 ホッケ水揚げ伸ばす

水揚げを伸ばしているホッケ(25日、本泊地区)

 利尻漁協のホッケ刺網が水揚げを伸ばしている。特に春が好漁に恵まれ、6月末現在の数量は前年同期比62%増の390トン。魚体も大きい。


掲載日:2017.07.31

海獣から漁業守れ 日本海沿岸19漁協、札幌で緊急集会

 日本海沿岸でトドなど海獣による甚大な漁業被害が続く中、同沿岸19漁協で組織する「北海道日本海沿岸漁業振興会議」(運営委員長・今隆北るもい漁協組合長)は22日、札幌市の第2水産ビルで緊急集会を開いた。水産庁、北海道、道内選出国会議員、道議に対し、漁業経営のひっ迫や資源の減少、地域経済の衰退などの影響、窮状を訴え、早急な抜本対策の確立などを要望した。


掲載日:2017.07.31

渡島噴火湾 生産回復、期待大

今年2月の加工貝出荷作業。来季の回復が期待される(森港)

 渡島噴火湾で今春耳づりした来季出荷の加工貝は、6単協とも順調に成育している。今年の大減産で半成貝出荷に比重を置き満度に下げられない漁家も増えたが、結果的に成長の良い貝を耳づりしたため、海水状況に問題がなければ生産回復の可能性も高まっている。


掲載日:2017.07.31

利尻養殖、水揚げ進む

天候に恵まれ水揚げが進む養殖コンブ(26日、大磯地区)

 利尻漁協の養殖は7月下旬、天候の回復とともに水揚げが進んだ。それまでは濃霧など天候不順が続き、開始時期がずれ込んだり水揚げペースに遅れが出た浜もあっただけに、着業者は「ようやくの好天。ここ数日順調に揚がっている」と安どの表情。長さは短かめだが7月下旬現在で毛(ヒドロゾア)の付着はほぼないという。


掲載日:2017.07.31

八雲の刺網 アカガレイ振るわず

水揚げの主体となるソウハチ(24日、静狩漁港)

 八雲町漁協のカレイ刺網は、水揚げのピークを迎えたアカガレイが苦戦している。ソウハチも少なく小型主体で、着業者は頭を悩ませている。


掲載日:2017.07.31

サンマ流網 初日の活気どこへ

不漁だった昨年を下回る流網のサンマ

 道東沖のサンマ流網漁は今季も低調だ。初日には釧路港で記録的不漁だった昨年の10倍の水揚げがあったものの、その後は続かず、21日現在で昨年を下回っている。


掲載日:2017.07.24

道東の地場スーパー「東武」 産直基盤に提案力アップ

イサキ、キンメダイ、クロダイなど徳島産が並ぶ生魚売り場

 道東地区に2店のスーパーを展開する株式会社東武(千葉武司社長)は、中標津町に構える大型店「東武サウスヒルズ」で、新たに洋風メニューの提案やトレーレスなど顧客の利便性を高める水産売り場づくりに注力している。根室海峡など近海産と本州5カ所の産直による生魚の「超鮮度」と「品ぞろえ」を基盤とした提案力(28年8月22日付掲載)を強化。「驚き」の訴求を視覚から食味へ深化させ、販売拡大に臨んでいる。


掲載日:2017.07.24

標津サーモン科学館 トキサケ養殖研究

今年飼育を試みたトキサケ

 標津サーモン科学館は、ロシア系のシロザケ「トキサケ」の種苗確保に取り組んでいる。昨年オスの性成熟、精子の採取に成功。今年も捕獲・飼育を試みており、採精でき次第、冷凍保存する計画。他のサケ科魚類を掛け合わせた交雑種(ハイブリッド)の開発、陸上養殖の技術確立など将来的な研究の発展も視野に入れ、飼育や成育の可能性を探っていく。


掲載日:2017.07.24

佐呂間小定置 チカ堅調キロ200円

 佐呂間漁協の小定置は、主力のチカが振るわない。漁場全域でまとまらず、不漁だった前年の7割にとどまっている。浜値はキロ200円台。昨年より2割安だが、好漁だった一昨年の2割高と堅調に推移している。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る