昆布森漁協仙鳳趾地区で、クロガシラ主体のカレイ刺網が終盤を迎えている。水揚げは「終盤にかけて徐々に減ってきた」との声が多いほか、海がもめて雑物が網に絡まり苦戦する着業者も。オス中心の漁獲で、安値基調という。
動画サイト「ユーチューブ」で水産関係者に注目されている津本式「究極の血抜き」。新ひだか町東静内の老舗鮮魚店、高槻商店(堀田毅一社長、電話0146・44・2433)は昨年からマツカワ、サメガレイなど前浜産の刺身製造で試行。徹底した血抜き処理を基盤に、うま味と歯応えを最適に仕上げる熟成条件を追求している。
函館市漁協根崎地区でガゴメ養殖の水揚げが進んでいる。今季は大きなシケ・低気圧被害がなかったものの、生育状況は着業者間でばらつき。乾燥品と生で出荷する。
宮城県のホタテ養殖で移入北海道産半成貝のへい死率が高まっている問題をめぐり4月26日、座談会が石巻市の県漁協で開かれた。生産者は「移入したくても買えなくなる」と経営の窮状を吐露。原因は分からないとしながらも、道産が韓国輸出増加に伴い過密気味の収容になっているのではとの懸念が寄せられた。半成貝を入れる生産者のグループや漁協支所が道内各産地の生残率を把握して情報交換したり、結束して、道内産地の代表と打開や末永い付き合いに向け協議すべきという提案が共有された。(2回連載します)
北斗市の珍味メーカー・ソネ食品株式会社(水山康平社長、電話0138・49・4662)は、函館・道南産のブリを使った商品展開に乗り出した。第一弾で薫製を4月に発売。主力のスルメイカの不振が続き、加工業界は原料不足が深刻。「他社も参入し、『いかのまち』に次ぐ『ぶりのまち』として盛り上げることができれば」と、その先導を切っている。
2016年8月、売りに出されていた稚内の水産加工場を取得し、北海道に進出した伯東商事株式会社(千葉県長生郡長生村)。始動して1年半ほどだが、工場は活カニの出荷でフル稼働の状態まで達しているという。堀井康晴社長は「豊富な資源もさることながら、現場指揮官が優秀。それに追従するスタッフもレベルが高い」と評価。「道北、そして北海道ではまだ可能性を秘めている。むしろ、これで満足してはいけない」と語り、いっそうの投資に出る構えを示している。
北海道農材工業株式会社(札幌市、電話011・716・3291)が製造販売するミズダコ産卵用の単体礁が奥尻島沖で効果を発揮している。実証試験で1年間漁場に投入した17基を引き揚げたところ、14基にタコが入礁。このうち1基は産卵も確認され、本格的な増殖事業に発展している。
日高管内の春定置が20日解禁し、21日のひだか漁協三石地区を皮切りに、23日に同厚賀地区、24日に同富浜地区、日高中央漁協の荻伏、浦河両地区と順次水揚げが始まった。西側で出足からトキサケが乗網したものの、序盤主体の本マス(サクラマス)を含め盛り上がりはなく、全網そろう5月連休明け以降の漁況が注目されている。
白老町虎杖浜のたらこ・めんたいこメーカー、有限会社蒲原水産(蒲原亮平社長、電話0144・87・2057)は昨年から新たに薫製加工に乗り出している。主力のたらこを皮切りに前浜産魚介類で商品開発。常温で持ち歩ける食品の提供で顧客の裾野を広げていく。