電子版 電子版サンプル

新聞記事

北海道一覧

掲載日:2020.02.03

日本海ニシンようやく上向く

入荷が本格化してきた日本海沿岸ニシン(1月28日、札幌市中央卸売市場)


 1月10日に始まった日本海沿岸の後志・石狩管内のニシン刺網は来遊の遅れで低調な出足となったが、27日過ぎから漁がまとまりだした。来遊遅れの挽回に期待がかかっている。


掲載日:2020.02.03

厚岸漁協 養殖ワカメ回復

ワカメの収穫作業


 厚岸漁協の養殖ワカメの生産が順調に推移している。スイクダムシの付着で苦戦した昨季を踏まえ早期出荷に注力。生産額は昨年末現在で1000万円を突破、通期でも昨季を大きく上回る見通し。


掲載日:2020.02.03

上磯郡漁協 木古内の中村さん ホタテへい死続きでカキ養殖に参入

岩館さんが養殖するカキ


 上磯郡漁協木古内地区の中村一也さんは本年度からカキ養殖に新規着業。「まだ手探り状態」と言い、唯一営む岩館隆喜同漁協理事から年間の養殖の流れや技術を学び、初出荷を目指す。


掲載日:2020.02.03

オ海ホタテけた引 今年は31万1800トン計画


 オホーツク沿岸の2020年けた引水揚げ計画量は、前年実績比2%減の31万1800トン、当初計画対比で6%増となった。昨年同様、北部の宗谷、猿払村、南部の常呂が4万トン超の設定。12漁協中5漁協で前年実績超えの水揚げを見込んでいる。このうち3月から始まる漁場造成では1万6000トン以上の計画を立てている。


掲載日:2020.01.27

躍進する道産専門店。目標は全都府県展開

昆布関連商品だけでもこれだけラインアップ


 「北海道フーディスト」や「北海道うまいもの館」といった北海道の食品専門店を、首都圏を中心に東海や北陸などで展開、直営店だけでも15店舗繰り広げている北海道フードフロンティア㈱(東京都)。昨年から今年にかけて出店ペースを加速させており、北海道の食品メーカーが道外での販売を拡大していく一役も担っている。土産需要の掘り起こしではなく、生活の中に浸透する商品をラインアップし、その土地になくてはならない店作りが目標。「道産品を全国に」と、全都府県に直営店設置を目指している。


掲載日:2020.01.27

丸善納谷商店、ヨウ素制御の乾燥品をオーストラリアへ初出荷


 昆布製品製造卸の(株)丸善納谷商店(函館市、納谷英雄社長)は23日、オーストラリア(シドニー)に向けて道産乾燥昆布30キロを初出荷した。道立工業技術センター(函館市)と共同開発した新技術を用い、同国が2010年に定めた厳しい規制(乾燥重量1キロ当たり千ミリグラム以上のヨウ素を含有する海藻類の輸入禁止)をクリアしたもの。今後定期的に輸出する予定で、現地商社を通しレストランなど業務筋中心に流通する。


掲載日:2020.01.27

噴火湾加工貝、一昨年実績の5割の計画

昨年の加工貝出荷作業


 噴火湾の今季加工貝(2年貝)出荷計画は、7漁協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合計で約3万3千トンとなった。一昨年実績の約5割に落ち込む試算。6千トン以上の計画はいぶり噴火湾、落部の2漁協のみ。減産した昨年と比べ約1万4千トンの増産計画にとどまり、産地では「耳づり時の成育不良が一要因」とみている。


掲載日:2020.01.27

標津のホッキ浜値キロ300円台維持

大主体のホッキ荷揚げ作業(15日、標津漁港)


 標津漁協のホッキ漁は日量4トン前後と大主体に順調な水揚げ。「各漁場とも資源量は安定している」(着業者)。一方キロ300円台後半で始まった浜値は大が300円台を維持しているが、1月中旬から安値に傾斜している。


掲載日:2020.01.27

JF共済 全道推進委員長会議開催


 北海道JF共済推進本部(福原正純本部長)は22日、札幌市の京王プラザホテル札幌で全道「JF共済」推進委員長会議を開いた。年度末までの取り組み方針や2020年度からの新3カ年計画の骨子などを提示。充実した保障の提供と組合の事業収益確保などに向け、全戸訪問活動でチョコー、くらしを中心に制度の周知徹底など事業推進に取り組んでいくことを確認した。


掲載日:2020.01.27

南茅部~恵山沖のスルメイカ、年末に漁まとまる


 道南のスルメイカ釣漁は12月下旬、南茅部から恵山沖にかけて漁がまとまった。組成も大きく発泡15尾主体。えさん漁協所属・白龍丸(9・7トン)の泉義峰さんは「南下イカが獲れた。これがなければ、かなり厳しいシーズンで終わっていた」と安どする。


アーカイブ
カテゴリー
RSSフィード

このページのTOPへ戻る