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新聞記事

北海道一覧

掲載日:2021.02.01

本場折浜促成間引き、徐々に本格化


 道南・本場折浜で促成の間引き作業が進んでいる。2月から開始する着業者もいて今後徐々に本格化していく。1月下旬現在シケなどによる大きな被害もなく順調に生育。ただ例年に比べ種出し時期がずれ込んだことで、コンブの伸長に遅れが出ている施設もある。


掲載日:2021.02.01

オホーツク海10 単協が減産見込み

昨年の荷揚げ作業(常呂漁港)。漁場造成は3月から始まる


 オホーツク沿岸の2021年水揚げ計画は、前年実績比10%減の29万4700トン、前年計画と比べ5%下回る想定となった。3万トン以上は前年同様6単協だが4万トン台は猿払村のみ。大半が減産する見通しだ。自然発生貝が多発し過密状態となったへい死の影響や、生産性の低い海区に当たることなどが要因。12単協中10単協が減産計画となった。


掲載日:2021.02.01

サロマ湖カキは歩留まり向上、浜値安定

湧別漁協市場に出荷されたむき身


 サロマ湖産カキは、1月から湧別漁協中心の水揚げ。歩留まりは今季序盤から良好で、年明けの1年むき身は日量1トン前後と順調だ。2年殻付きも潤沢で、1月の水揚量は昨年を上回っている。一方1年むき身の浜値はキロ2千円前後~千円台前半。値幅は大きいがコロナ禍の影響は小さいものとみられ、着業者は一様に安どしている。


掲載日:2021.02.01

日本海ニシン出足低調


 石狩・後志管内のニシン刺網が1月中旬から始まったが、来遊遅れのため低調な出足となった。ただ好漁だった昨年も序盤は苦戦した一方、2月に盛漁期入り。道総研中央・稚内の両水産試験場の漁況予報では昨年と同程度の来遊を予測しており、今後の漁況に注目が集まっている。


掲載日:2021.02.01

広瀬水産、ホッケ中心に干物・漬魚で加工拡充

パッケージ入りの自社ブランドも商品展開しているホッケの「糠漬け」(上)と「白しょうゆ漬け」


 興部町の広瀬水産株式会社(廣瀬哲二社長、電話0158・83・2111)は、数年前からホッケを中心に干物・漬け魚の製造も手掛けている。主力・すり身、ホタテ加工の閑散期の工場稼働と併せて加工品の幅を拡充。生協の共同購入で扱われているほか、リパック用半製品として流通業者などにも提供している。


掲載日:2021.02.01

根室沿岸刺網で良型ニシン


 根室沿岸のニシン刺網は、日間差のある漁模様だが、多いときはトン単位で水揚げ。型は上々で大サイズが主体だ。根室湾中部漁協所属「第三十一勝福丸」の髙松正利さんは「1月だけみると昨年より良い。今は切れ間に入ったが、潮が変われば魚が動く。この後も期待したい」と話す。


掲載日:2021.02.01

道の駅「しかべ」でアカモク取扱開始

水揚げされたアカモクの異物除去作業。機能性に加え、シャキシャキした食感も特長(昨年6月、ひやま漁協荷捌所)


 ひやま漁協乙部支所の若手漁業者らが採取するアカモクの販路が拡大している。近く鹿部町の道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」が取り扱いを開始。商品や売り場改善に注力するなど話題を呼んでいる商業施設との連携で、乙部産アカモクの販促や認知度向上に大きな期待がかかる。


掲載日:2021.01.25

塩たらこ・ワイン漬明太子・白子等で付加価値さらに

試作段階の塩たらこ。ブランド復活へ完成レベルを引き上げていく


 ひやま漁協で今年、延縄で漁獲するスケソの付加価値を高める挑戦が始まった。鮮度抜群の卵を原料に、同漁協乙部支所ナマコ協議会の加工部門(日沼賢澄部門長)が塩たらこなどを製造する。現状では試作の段階だが、同部門がナマコやアカモクなどで開拓した販売先からも引き合いが寄せられている。白子やガラも独自の販路で価値向上を進めていく。


掲載日:2021.01.25

熊石でニジマス幼魚1700 尾いけす投入

熊石漁港の養殖いけす。1年目と同規模の大きさに倍以上の幼魚を投入、生残率を検証する


 八雲町とひやま漁協熊石支所、落部漁協が取り組むトラウトサーモン(ニジマス)の養殖試験は2年目に入り、昨年12月27日に青森県から搬入した幼魚1700尾を熊石漁港内のいけすに投入した。1年目と同様に6月の水揚げを目指す。


掲載日:2021.01.25

野付ホッキ後続資源安定、好値で開始

資源が安定したホッキ(右)とエゾバカガイ


 野付漁協のホッキ漁は日量4トン前後と順調な水揚げ。着業者は「後続資源が安定してきた」と声をそろえる。浜値はキロ600~500円台と堅調なスタート。エゾバカガイ(アオヤギ)の水揚げも順調に推移し、昨年より好値を付けている。


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