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新聞記事

全国一覧

掲載日:2023.02.27

新宿駅でのフェアで根室まるごと発信

大きな看板で開催を伝えてインパクトを与えた会場の入り口


 根室市とねむろ水産物普及推進協議会は19、20の2日間、東京都の新宿駅西口地下イベントスペースで「北海道根室まるごとフェア2023」を開催した。水産品を中心とした特産品の対面販売や、「鮭の聖地」の物語の紹介、同市で見られる生き物のはく製展示、観光体験動画の上映などを実施。国内最大規模の利用客を数える新宿駅で、市をまるごと堪能できるイベントを繰り広げた。フェアのタイトルには「世界が誇る『根室の自然・歴史・食』に魅せられる」と冠し、“オール根室”でプロモーションに臨んだ。物販コーナーでは市内の水産会社など10社が直接ブースを構えたほか、6社が主催者に委託して商品を販売。計16社140品にも上るアイテムが一堂に会した。


掲載日:2023.02.20

道漁連とUMITOが協力し販売最前線で「伝え方」学ぶ


 道漁青連(尾崎勇太会長)は12~15日に東京都内の視察を行った。株式会社UMITO Partners(ウミト)に企業の視察依頼をし、同社が企画・調整・引率。担当する道漁連指導教育部とともに、若手漁業者7人が飲食店や企業と情報交換し、また道漁連の関連施設の見学などを通して、北海道漁業の進むべき未来のヒントを得た。


掲載日:2023.02.20

広島県のサメ料理、アイデア商品豊富


 広島県の広報や出張料理を行うettokitchen(えっとキッチン)の米田まりこさんは、10日に東京都豊島区のとしま産業振興プラザでサメ肉のウインナーやシューマイなどの試食会を行った。サメの加工に精通している食品販売業のフジタフーズ(広島県三次市、藤田恒造社長)の商品6品を紹介。集まった11人のサメ愛好家らはそのおいしさに驚いていた。
 etto(えっと)は広島県の方言で「もっと、たくさん」という意味。気軽にたくさんの家庭料理で笑顔が食卓にあふれるよう付けた社名。当日は三次市役所地域振興部の呑谷巧課長が応援に参加して、同市の特徴を説明した。


掲載日:2023.02.20

トレンドは “冷凍”-スーパーマーケット・トレードショー-


 全国スーパーマーケット協会主催の商談展示会「第57回スーパーマーケット・トレードショー2023」が15~17日、千葉市の幕張メッセ全館で開催された。トレンドを伝える主催者企画では「冷凍×食」ゾーンを新設するなど、各ブースでも“冷凍”をポイントに出展する企業が目立っていた。内食需要が高まる中、来場者は新たな商品の発掘や売り場作りを考える情報交換の場として活用していた。


掲載日:2023.02.20

西友、円高還元セール実施


 スーパーマーケットの株式会社西友は、1月28日から2月19日の期間で輸入生鮮食品の「円高還元セール」を全国327店舗で実施した。円高進行を受けたもので、エビやギンダラ、牛肉、豚肉、レモンなどを対象とした。中には値引き率が20%を超える商品もあったが、「期間中、対象とした水産品全般では昨対比で10%増の売り上げを確保できた」(同社)という。「消費者の支持を得ることができた」と受け止めている。


掲載日:2023.02.20

富山市、昆布購入金額首位奪還


 総務省の家計調査によると、昨年1年間の1世帯当たり(2人以上)の昆布購入金額は、富山市が全国主要都市の中で最も多く、2年ぶりに首位に返り咲いた。昆布つくだ煮は長野市が前年(2021年)から大きく順位を上げ首位となった。


掲載日:2023.02.13

過去最高1兆4148億円-2022年の農林水産・食品輸出-


 農林水産省が3日に発表した2022年の農林水産物・食品の輸出実績は、14.3%増(1766億円増)の1兆4148億円となり過去最高となった。多くの国・地域で、外食向けがコロナ禍による落ち込みから回復したこと、小売店向けやEC販売など販路への販売が引き続き堅調だったことなどに加え、円安による海外市場での競争環境の改善も追い風となり、農・林・水産物ともに多くの品目で輸出額が伸び、総額も増加した。


掲載日:2023.02.13

道機船連、昨年の学校給食向け総供給数通常ベースで過去最高に


 道機船連(風無成一会長)が主要魚種・スケソ、ホッケの付加価値向上・消費拡大策で取り組む学校給食製品供給事業の2022年の総供給数は137万7890食となった。コロナ禍に伴う道の支援事業による供給数を除いた通常ベースでは21年(107万2250食)の過去最高を更新した。学校給食製品供給事業は、所属沖底船の主力魚種・スケソ、ホッケの付加価値対策で04年からフライ製品などの開発・販売に着手。08年以降、道内をはじめ関東以北の小・中学校給食向けに本格的に提案・供給を行ってきた。


掲載日:2023.02.13

ヤリイカ供給過多で値崩れ-東京・豊洲市場-

値ごろ感が出てきた青森県産ヤリイカ


 東京都・豊洲市場のヤリイカ消流は2月に入って高騰していた卸値が崩れ始めた。青森県中心の集荷で形成された大相場が、他県産の入荷が増えたため供給過多に転じた。加えて年明けの飲食店需要は例年通りに引き合いが落ちている。一方、値ごろ感が出てきたことで、量販店が季節商材として販売強化に動き出している。荷受は「卸値は3キロ箱10尾がキロ1500円。1月の約2千円からここ1週間で400~500円ほど落ち込んだ」と相場変動を説明。産地が岩手県、福島県、茨城県、石川県などに広がり、入荷量が増加。また、バラサイズは800~700円で推移している。


掲載日:2023.02.06

昨年輸出2%増474トン


 財務省の通関統計によると、2022年の食用干し昆布の輸出数量は前年比2%増の474トンとなった。道東産主体に流通し、輸出数量全体の半数以上を占める主力の台湾は若干減少した。全体数量は2009、10年と2年連続で600トンだったが11年以降は400~500トン台で推移している。キロ平均単価は上昇傾向にあり、22年は前年比4%高の2082円と2年連続で2千円台に達した。


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