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新聞記事

飲食店向け一覧

掲載日:2022.05.16

日本海、エビ不漁で海底調査


 後志管内や留萌管内といった北海道日本海沿岸のエビかご漁が序盤に壊滅的な漁模様に見舞われた事態を受け、道総研中央水産試験場が余市郡漁協のエビかご船団と連携し、4月中旬と下旬に海底調査を実施した。漁獲減の要因を巡って、日本海の漁業者らは冬場に回遊、大量死したイワシが海底に沈んだため、かごの餌に付かない状況を推察。調査では海底にイワシの死がいを撮影できず、因果関係を特定できなかったが、7月に行われる引網調査の結果などを踏まえ、不漁原因の究明を目指す。


掲載日:2022.05.16

ライフ・カメイドクロック店、対面販売や総菜コーナー充実

水産素材を使ったカツやフライ、から揚げ、竜田揚げなどをそろえる総菜コーナー


 株式会社ライフコーポレーションは4月28日、同日開業した東京都江東区の大型商業施設「カメイドクロック」内にスーパーマーケット「ライフ カメイドクロック店」をオープンした。水産売り場では、対面販売コーナーや店内加工の総菜コーナーを充実させている。広いスペースを確保した対面販売コーナーでは、豊洲市場を中心に仕入れた魚介類を豊富に取りそろえている。丸魚も所狭しと並べ、消費者の要望に応じた調理サービスや各魚種に合った食べ方を提案する。


掲載日:2022.05.16

「函館海鮮料理 海寿」問屋直営の鮮度売りに札幌初進出


 函館市で飲食店3店舗を展開する株式会社菊地商店(函館市、菊地寛社長)は16日、札幌市中央区南6西4の高瀬ビル1階に「函館海鮮料理 海寿(かいじゅ)札幌店」(電話011・252・7310)をオープン。北海道最大の繁華街・札幌市すすきのは初進出。白と赤を基調に洗練された空間の店内=写真上=で新鮮な海の幸を堪能できる。


掲載日:2022.05.02

外房キンメ資源管理「全210隻で意思決定」

勝浦沖の釣りキンメダイの選別作業


 房総半島南東部の広域組織・千葉県沿岸小型漁船漁協(鈴木正男組合長)はキンメダイの持続的利用に向け、1969年から5単協16船団全210隻の意見をくみ取った話し合いで操業ルールを決めている。漁場が水深240メートル以深の沖合で、共同漁業権がない自由漁業。全船が団結することで、単協をまたいだ海域の漁場でも円滑な資源管理を実行している。


掲載日:2022.05.02

あおさ塩ラーメン発売

3食セット。芳醇な磯の香りを楽しめる


 喜多方ラーメン製造・販売の株式会社河京(福島県喜多方市、佐藤富次郎社長、電話0241・22・0875)は、相馬市の松川浦産あおさのり(ヒトエグサ)を使った「あおさ塩ラーメン」を発売した。松川浦は東日本で最大規模の青のりの産地。東日本大震災前は全国2位の生産量を誇った。葉が薄く軟らかいのが特長で、丁寧な洗浄と異物除去により「本来の風味と色合いを楽しめる一杯」とPRする。


掲載日:2022.05.02

堺・マツモトの直営店、函館工場直送の味PR

株式会社マツモトの直営店「こぶ政」


 各種昆布製品を製造販売する株式会社マツモト(大阪府堺市、松本紳吾社長)はこのほど、昨年12月に移転した本社ビル1階に直営店「こぶ政」をリニューアルオープンした。店内は接客面を考慮しダブルカウンター式にするなど工夫、移転前と同様に和テイストのつくりに仕上げた。初日から常連客らが多数買い物に訪れるなど盛況を博している。


掲載日:2022.05.02

期待高まる増養殖


 海水温の上昇をはじめ海洋環境の変化などで回遊型魚類の水揚げが減少する中、漁業資源の安定・増大に貢献する増養殖への期待が大きくなっている。国は輸出拡大と併せて養殖業の振興に向けた総合戦略を推進。後進地の北海道でも今年度から5カ年の「第8次栽培漁業基本計画」に従来の種苗生産・放流に藻類を含めた養殖業を包括・一体化。「養殖推進種」を新設し、サケマス・イワガキ・ナマコなどを位置付けた。技術・資材の開発動向などの一端を紹介する。


掲載日:2022.04.25

コンブ 伝統産業を次世代へ


 日本の伝統的な食文化を支えてきた昆布。つくだ煮やとろろなど多様な形に加工され食卓に並ぶほか、だしのうま味は料理の下支えとなり、郷土の味覚も形成してきた。ただ国内生産の95%を占める北海道では減産傾向が続き、生産量を示す格付実績は3年連続で過去最低を更新。消費もコロナ禍における飲食店需要の減退を受け業務筋中心に低迷している。昆布産業を取り巻く環境が一層厳しさを増す中、漁業者らは増産対策に注力。消費地業者も販売を工夫して魅力発信・需要喚起に努めるなど難局打開に向け奔走している。


掲載日:2022.04.25

「伊勢黒潮まだい」鮮度抜群 -スーパーマーケット・ライフ-

オリジナル養殖魚の「伊勢黒潮まだい」


 首都圏や近畿圏でスーパーマーケット「ライフ」を展開する株式会社ライフコーポレーションは15日、JR恵比寿駅至近の大型複合施設・恵比寿ガーデンプレイスに「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」を開業した。鮮魚売り場には首都圏のライフでは初となる活魚水槽を導入。漁業者団体との共同開発品といった品ぞろえを充実させるなど目玉となる生鮮品を打ち出している。


掲載日:2022.04.25

「かじから」普及に力

一口大に加工した切り身


 地元産水産物の関心を高めようと、ユーチューブなどでPRに励む新星マリン漁協の指導漁業士・佐賀友三さんは、春先にかけて値崩れするカジカの消費拡大を目指し新たな取り組みを始めた。頭と内臓を落とした胴体を、自ら留萌市内のスーパーに搬入し、同店がから揚げ用の切り身に加工して販売。数時間で売り切れる人気商品となっている。


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