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新聞記事

ホタテ一覧

掲載日:2017.09.04

森漁協来季の加工貝 へい死率1桁

森漁協の加工貝出荷作業。来季は1万トン台の出荷量が期待される

 今春に耳づりした森漁協の加工貝は、例年以上にへい死が少なく順調に成長している。8月中旬のへい死率は3~6%と圧倒的に低く、髙瀬由紀雄部会長は「生産回復が期待できそう」と安どしている。


掲載日:2017.08.28

むつ振と道振興協 15年ぶりに情報交換

 ホタテの生産量や流通・消費動向が大きく変化する中、むつ湾漁業振興会(立石政男会長)と道ほたて漁業振興協会(阿部滋会長)が約15年ぶりに情報交換会を行った。両団体の正・副会長ら22人が参加。陸奥湾と北海道各海域の水揚げや消流状況について意見を交わした。


掲載日:2017.08.14

オ海南部 水揚げ6割達成

ホタテの荷揚げ作業。各単協とも順調に操業している(9日、網走港)

 オホーツク海南部のけた引は、7単協合計で今季計画の6割に達した。雄武、沙留の進ちょく率は7割、湧別、網走は6割以上を水揚げ。各単協ともおおむね順調に操業している。


掲載日:2017.08.07

標津漁協 稚貝分散施設建設へ

ホタテの水揚げ作業。厳しい操業が続く(今年2月、標津漁港)

 標津漁協は本年度、稚貝の分散作業を行う「ホタテ貝養殖作業施設」を建て替える。建築主体、機械設備一括で18日の入札を予定。完成は来年2月末を見込んでいる。


掲載日:2017.07.31

渡島噴火湾 生産回復、期待大

今年2月の加工貝出荷作業。来季の回復が期待される(森港)

 渡島噴火湾で今春耳づりした来季出荷の加工貝は、6単協とも順調に成育している。今年の大減産で半成貝出荷に比重を置き満度に下げられない漁家も増えたが、結果的に成長の良い貝を耳づりしたため、海水状況に問題がなければ生産回復の可能性も高まっている。


掲載日:2017.07.24

玉冷 新物消流 下げ相場期待で様子見

 オホーツク海沿岸のホタテ漁が水揚げピークの時期を迎え、主力製品の玉冷生産が進んでいる。相場は下方修正されたが輸出は依然鈍く、米国、中国の動きは限定的。一方、内販も様子見の状況だが回転ずし中心に年間オファーの動きも。末端はさらに一、二段下げの相場を期待している。


掲載日:2017.07.17

岩手ホタテ 稚貝へい死高率に

耳づりするホタテ稚貝への穴開け(6月、県南部)

 岩手県のホタテで昨年採苗の稚貝にへい死や変形が増加した。とくに昨秋移入の北海道産で高率となり、春からの耳づりで稚貝の不足する生産者が多くなった。このため、県が養殖する全漁協を対象に6月から調査。同県水産技術センターでは、道内での育成管理、出荷に死滅の要因がある可能性を挙げ、「地場採苗に転換する一つの機会」と話す。


掲載日:2017.07.17

青森4~6月 3年連続100億円突破

 青森県のホタテ水揚実績は、4~6月末で前年同期比9%減の105億2522万円(税抜き)となり、3年連続で100億円の大台を突破した。数量は3割減と苦戦しているが、キロ平均単価は半成貝がキロ200台と堅調に推移、成貝も300円台を維持し金額を大きく押し上げた。


掲載日:2017.07.10

陸奥湾春季実態調査 28年産異常貝率過去2番目の高数値

今年の半成貝出荷作業。昨年は順調に成長した

 青森県はこのほど、陸奥湾養殖ホタテの平成29年度春季実態調査結果を公表した。28年産のへい死率、異常貝率は調査開始以降それぞれ5番目、2番目に高い数値。また殻長、全重量、軟体部重量は平年値をやや下回った。収容枚数は「依然として非常に多い状態」とし、早急な適正化を促している。


掲載日:2017.07.10

ホタテ死滅 秋種移入に資金難も

深刻なへい死で秋の半成貝購入資金が厳しくなるホタテ

 宮城県でホタテ半成貝養殖の水揚げが活発化、死滅や変形が深刻となっている問題で、生産者の養殖経営や生活への影響が大きくなっている。「死活問題」ともいわれ、半成貝養殖の存続が危ぶまれるほどの事態だ。原因ははっきりしないが、改善に向けた方策が求められている。


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