「産地直送」を掲げる飲食店は数多いが、札幌市内で「港町酒場もんきち商店」を展開する株式会社ラフダイニング(大坪友樹社長、電話011・251・7187)は一歩先を行く。“浜直結”はもちろん、もともと産地から札幌へ運行されていたトラックに荷を混載することで末端での価格優位性を確保、ことしから他店向けに電子受注・決裁(EC)活用の卸事業も展開している。
枝幸町の海洋食品株式会社(三國浩司社長、0163・62・3731)は、前浜・枝幸産の生原料で製造するサケ缶詰を差別化商品に位置付けていく。初年の昨年に個人客のリピーターをつかんだほか、ことしは協同購入の食材宅配、百貨店の通販に採用され、増産を計画している。
年々深刻化する漁業の担い手不足に歯止めをかけるため、石巻市の対策「石巻市水産業担い手センター事業」を、県漁協石巻地区支所と一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(石巻市)が受託。昨年11月から「牡鹿漁師学校×TRITON SCHOOL」の準備と活動を始めている。
【京都】北区紫野にある専門店「伝承の味 京昆布」は、3月でオープン2周年を迎えた。若年層をターゲットにした商品包装が特長的で、主力のつくだ煮や塩吹きは彩り豊かなキューブ型の箱を採用、昆布キャラメルは瓶詰めで展開する。だし昆布や量り売りの角切りなど「昆布屋の基礎」(谷口寿朗社長)もしっかりと継承。「現代風と昔ながらの小売の2つを融合させた」商品構成で差別化を図る。
回転ずし「根室花まる」を展開する株式会社はなまる(根室市)は31日、東京・銀座に同日開業した商業施設「東急プラザ銀座」内に2店舗を同時にオープンした。このうち1店は、同社初の立ち食い店。
オホーツク海沿岸の毛ガニ漁は、15日解禁の宗谷、20日解禁のオホーツクの両管内とも昨年に続き大中サイズ主体の滑り出し。水揚量も宗谷管内は昨年ほどのハイペースではないものの、全般的に順調。浜値は大中が昨年より安値基調の一方、品薄の小はキロ2千台に付き、大中と小が僅差となる異例の展開でスタートしている。
下北半島北端の大間漁協でウニかご漁が始まっている。殻付で1日2~3トンペースの出荷。激しい身入りの差が価格を大きく左右するが、ハシリの3月は例年並みの好値で生産者に笑顔がみられる。好値は、端境期の貴重な水揚げとなり、北海道など他産地の加工業者にも送られるためだ。
日本の魚の魅力を発信するフードイベント「魚フェス」が18日、東京タワー1階の特設会場で開幕、連日賑わいを見せている。会場を「東の海会場」と「西の海会場」に分けて開催。特に休日は各ブースとも長蛇の列をなし、人気を得ている。
2回目の開催。東の海会場には、北海道、神奈川、静岡、兵庫、博多が出店。西の海会場には、築地、淡路島、鳥取、下関、佐賀の魚メニューが登場している。
各ブースとも、「厳選三種盛り北海丼」(北海道)、「湘南しらすの三色丼」(神奈川)、「豪華絢爛とらふく刺盛り」(下関)、「名物ぶったぎり海鮮丼~炙り明太いくらのせ~」(博多)などのメインメニューのほか、バラエティ豊かなサイドメニューを提供。特に焼き料理は目の前で調理しており、来場者を目と鼻でも楽しませている。
いぶり噴火湾漁協の加工貝(2年貝)出荷がほぼ終漁した。今季は当初計画を2400トン下方修正し1万2200トンに変更。出荷中の漁家も4月上旬の終漁見通しで、同漁協では修正計画に近い最終実績を想定している。
昨年11月ごろから目立ち始めたへい死の影響で今季の出荷量は昨季より約7千トン減産の見込み。現時点の出荷量は1万1千トン程度。