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新聞記事

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掲載日:2024.04.08

能登いしるGI登録


 石川県能登地方に伝わる魚醤「いしり・いしる」が、地域の農林水産物や食品ブランドを守る農林水産省の「地理的表示(GI)保護制度」に登録された。イカやイワシで作り、鍋料理や煮物に隠し味として使われることが多い万能発酵調味料。専用のGIマークを付けて販売でき、ブランド力の維持や向上、輸出促進が期待される。


掲載日:2024.04.01

オホーツク毛ガニ開幕、過去最高値の滑り出し


 3月15日に開幕したオホーツク海沿岸の毛ガニ漁は、流氷などの影響で操業回数が伸び悩む中、浜値は枝幸漁協で大中、小サイズともにキロ7千円台まで上昇するなど過去最高値の滑り出し。昨年産の在庫消化、許容漁獲量の大幅減枠、太平洋の水揚げ低調などで高値基調の局面下、消流動向の先行き不透明感を強めている。


掲載日:2024.04.01

総力結集で使命完遂へ-道荷主協会 全国荷受・商社と懇談会-


 一般社団法人北海道水産物荷主協会は3月26日、札幌市の京王プラザホテル札幌で第60回全国水産物大手荷受・荷主取引懇談会を開いた。業界の総力を挙げてエネルギーや原材料の高騰、ALPS処理水海洋放出に伴う中国の日本産水産物禁輸措置、物流の2024年問題などに対応、道産水産物の安定供給、価値向上の使命を果たしていくことを確認した。


掲載日:2024.04.01

マツモ、ワカメ中心に採取「楽しみに待ってくれる人が…」

袋詰めした乾燥製品


 いぶり噴火湾漁協有珠支所で採介藻に着業する中野龍一さん・智子さん夫妻は、3月から本格的にマツモやワカメなどの採取を始めた。着生範囲が年々縮小している中、龍一さんは「今年の繁茂状況も全体的に薄いがワカメは昨年より多い場所もあった」と安ど。大半を乾燥させ製品化しており、智子さんと二人三脚で取り組んでいる。


掲載日:2024.04.01

釧路市東部タコ縄終漁、数量2.6倍、金額2.3倍


 釧路市東部漁協のタコ縄が終漁した。今季はシケ数が多かったものの、イワシの針掛かりは少なく、水揚げ数量は低調だった前年比で2.6倍に伸長。浜値も好値で推移し、2.3倍の金額実績を確保した。桂恋地区の5隻が操業。10月25日に縄入れし同月30日に初水揚げ。3月17日までに全船が終漁した。同漁協によると今シーズン(10~3月)の水揚げ数量は前年比で2.6倍の115トンだった。


掲載日:2024.04.01

福島吉岡漁協促成の間引き本格化


 福島吉岡漁協の促成は、株密度(コンブの本数)を調整する間引き作業が本格化している。シケが少ないため目立った脱落被害はなく作業も順調に進行、着業者は今後の生育促進に期待を寄せている。


掲載日:2024.04.01

陸奥湾全体3割減3万5000トン

昨年の半成貝出荷作業


 青森県漁連は2024年度の水揚げ計画を前年度実績比32%減3万5千トンと試算している。主力の半成貝が33%減2万6千トンと大幅に減産する見通し。成貝も31%減8900トンと1万トン割れの厳しい計画案となった。昨年の高水温に伴う稚貝や成貝の大量へい死を受け産卵時期の出荷は控える方針のため、4月の半成貝水揚げは大幅減となるもよう。


掲載日:2024.04.01

養殖ギンザケ初入荷-石巻魚市場-

石巻魚市場に今季初めて入荷した養殖ギンザケ


 宮城県内トップを切って、石巻魚市場に3月28日、県産の養殖ギンザケ5.2トンが入荷した。高水温により稚魚の池入れが例年より3~4週間ずれ込んだ影響で、昨季より25日遅い初入荷。待ちわびた花形の到来に市場は活気づいた。サイズは1.5キロが主体。初回としては大きく、平均単価はキロ1240円と、昨季を142円上回った。入荷は切れ目なく続く。


掲載日:2024.04.01

サメ肉をソーセージに-高タンパクで体作りサポート-

低カロリー、低脂肪の良質なタンパク源になる新商品


 株式会社阿部長商店(宮城県気仙沼市、阿部泰浩社長)は「気仙沼シャークウィンナー」を発売した。地元産のサメ肉を有効活用したmeZAme(メザメ)シリーズの第2弾で、筋肉などを作る重要な栄養素であるタンパク質の含有量は通常の魚肉ソーセージの5割増し。常温で長期保存もできる。アスリートやジムに通う人、アウトドア愛好家らの需要を開拓する。


掲載日:2024.04.01

電界の力で付加価値を


 ワタナベフードソリューション株式会社(名古屋市、渡邊洋平社長)は3月2日、創業10周年記念パーティーを名古屋市内のホテルで開き、高電圧電子エネルギーによる凍結・解凍装置「Pure(ピュア)シリーズ」を「VOLTA(ボルタ)シリーズ」に改めることを明らかにした。創業以来追求してきた電界の力によって食品に付加価値を与える技術では、特許技術申請中のバブリング解凍機も開発してシリーズを拡充することも報告した。節目の年に新たな局面を打ち出すとともに、引き続き技術を研鑽してユーザーである食品産業の発展に寄与したい考えだ。


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