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新聞記事

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掲載日:2025.09.01

留萌管内仮分散 高水温、作業に影響


 留萌管内で養殖施設の水深帯温度が24、25度に上昇し、稚貝の仮分散や玉付け作業の遅れ、一部へい死も見られるなど影響が出ている。仮分散は約1カ月間中断している漁協もあり「水温が下がり次第、再開したい」と気をもんでいる。


掲載日:2025.09.01

余市郡漁協ウニ漁 減産


 余市郡漁協のウニ漁は8月末で終漁。出荷総数は8月23日までの累計で前年同期比7%減の5.2トン。金額は4%増の1億9297万円(税抜き)。前年同様に薄漁を反映し、赤(エゾバフンウニ)で2万円台の高値を形成した。塩水パック(1個100グラム)で出荷し、赤が19%減の448キロ、白(キタムラサキウニ)が6%減の4.7トンで推移した。


掲載日:2025.09.01

函館前浜イカ釣りは振るわず


 函館市漁協のイカ釣船は主漁場を前浜(津軽海峡)中心に移して操業しているが漁模様は低調に推移している。水温も高く、着業者は「いけす出荷用として魚倉に入れたイカが弱り死んでいく」と影響を話す。


掲載日:2025.09.01

スルメイカ青森・岩手沖で好漁


 太平洋側の青森・岩手沖で好漁のスルメイカ。多くのイカ釣船が集まる中、道南・えさん漁協の所属船も八戸や久慈沖などで操業、型は小さいものの好調な水揚げで推移。今後もイカの北上に合わせて各地で操業していく。


掲載日:2025.09.01

高品質で高値維持-厚岸漁協のアサリ漁-


 厚岸漁協のアサリ漁は1月から禁漁期前に当たる7月上旬までの出荷量が昨年に比べ増産となった。全体で前年同期比11%増の989トン。キロ平均単価は5%高の739円と前年を上回った。着業者は禁漁明けの好漁況持続に期待している。


掲載日:2025.09.01

BKTCの小瀧由貴社長、白老町観光大使に就任


 サーモン業界初の機能性表示食品「薬膳サーモン」の開発・販売を手掛ける株式会社BKTC(東京都)の小瀧由貴社長が白老町観光大使に就任した。白老町の養殖場で生産された「白老産薬膳サーモン」を全国に発信し、白老町の新たな特産品の創出、食と観光振興などに寄与していることから、町が7月3日付で任命。8月22日に町役場で委嘱式が行われた。小瀧社長は薬膳を取り入れた養殖用飼料「約全健美」を開発・販売。それを給餌して育成した「薬膳サーモン」の含有成分・アンセリンが尿酸値の上昇を抑制する研究レビューが認められ、消費者庁に機能性表示食品の届け出が受理されている。また、「臭みが全くない」などの特徴が水産業者、調理者などから評価を得ている。


掲載日:2025.09.01

サンマ 入荷潤沢-東京都・豊洲市場-

久々の大型集荷が目立つ道東産サンマ


 東京都・豊洲市場のサンマ消流は、順調な入荷で商戦のスタートを切った。8月下旬としては数年ぶりの大型組成で脂乗りも良く、仲卸各社が販売に注力。ただ、漁が途切れる心配が拭えず、漁模様の変化に細心の注意を払っている。相場動向は盆休み明けに2キロ箱12尾の競り値が2500~2400円程度だったが、8月25日には3千円前後まで上昇。仲卸業者は「組成が落ちてきて値段が上がってきた感じ」と話す。


掲載日:2025.09.01

「魚を食おう!」テーマに極洋が展示商談会


 株式会社極洋の東京支社と極洋商事株式会社は8月22日、東京永田町のザ・キャピトルホテル東急で合同の展示商談会を開催した。「魚を食おう!」をテーマに、秋の新商品、秋冬・年末向けのお薦め商材を中心に業態別に展示した。来場した得意先・取引先約250社約千人に、魚食普及へともに取り組んでいけるよう働き掛けた。


掲載日:2025.09.01

八戸市魚市場スルメイカ好漁続く前年比7.2倍634トン


 青森県の八戸市魚市場がスルメイカの好漁で活気づいている。市によると8月25日現在の水揚数量は634トンで、前年同期(87トン)に比べて7.2倍。金額は4.2倍の3億9482万円に上る。多い日には60~80隻が入港し、25日には今季最多の39トンを水揚げした。県内船のほか北海道や岩手、宮城など県外の船も多く、入船するイカ釣漁船の3~4割が県外籍という。昨年までの不漁から一転、各船とも「今年はいい」と口をそろえる。


掲載日:2025.08.25

団子販売兼業で進展、ホタテ・岩ノリ新規需要獲得

イラストが入った岩ノリのパッケージ


 ひやま漁協乙部支所元和地区の町中漁業部・町中達成さん(34)は漁業を営む傍ら、キッチンカーで焼き団子の移動販売を展開している。養殖ホタテの大量へい死をきっかけに「漁業だけに頼らない収入源を」と、2023年1月から“兼業漁師”のワークスタイルに乗り出して3年目。今ではホタテ・岩ノリの新規需要獲得など本業・漁業に波及効果が生まれ、新展開への挑戦心も養っている。


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