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新聞記事

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掲載日:2024.03.11

利尻・中辻さんら大臣賞-全国青年・女性漁業者交流大会-


 全漁連は6~7日、「第29回全国青年・女性漁業者交流大会」を東京都のホテルグランドアーク半蔵門で開催した。5部門に29組の各都道府県代表者らが資源管理や流通拡大、地域活性化など浜で取り組んでいる活動内容や成果を報告した。最終審査を経た表彰では、最高賞にあたる農林水産大臣賞に利尻漁協の中辻清貴さんら5組が選ばれた。


掲載日:2024.03.11

日高西部毛ガニ薄漁、操業に苦心


 1月下旬に始まった日高西部海域(門別~冬島)の毛ガニ漁は低調な水揚げで折り返した。資源量の低下で許容漁獲量の当初配分自体が過去最低。薄漁を映し、浜値は近年にない高値に付いているが、餌代や燃油代などのコストが重く、着業者は今季も出漁日数を抑えて漁獲効率を高めるなど操業に苦心している。


掲載日:2024.03.11

寿都町ニシン増産傾向

ニシンの荷揚げ作業(3月1日、寿都漁港)


 寿都町漁協のニシン刺網は操業隻数が昨季の1隻から今季は5隻に増えている。水揚量は2月が前年同期比約11.6倍の35トンと増産傾向を見せている。


掲載日:2024.03.04

日本海ニシン好漁

ニシンの網外し作業(2月26日、厚田地区)


 1月下旬に始まった北海道日本海沿岸のニシン刺網漁は増産ペースで3月に入った。主産地の石狩湾漁協では特に石狩地区がハシリから好漁で、既に昨年の最終漁獲量を超え、千トン超えも視野に入る。一方、数の子の原卵需要のメスは海外産が円安傾向と現地の生産コスト上昇などで日本のマーケットに照らして価格面が厳しく、搬入・調達に懸念を抱える加工筋の道産手当てが進んで堅調な価格形成を見せている。


掲載日:2024.03.04

噴火湾いよいよ最盛期-産地メーカー3氏の見解-


 噴火湾の加工貝(2年貝)が2023年度シーズン(10~5月)の最盛期に突入する。今季の計画量は7単協(いぶり噴火湾・長万部・八雲町・落部・森・砂原・鹿部漁協)合わせ、昨季実績を若干上回る5万7千トン前後。中国向けに冷凍両貝を輸出できない中、大半がボイル加工に仕向けられる。今季の原貝処理計画やボイル製品の流通見通しについて産地加工メーカー3氏に話を聞いた。


掲載日:2024.03.04

食べ方提案で消費拡大、船凍キンメダイの魅力発信-シーフードショー大阪:八戸市の開洋漁業-

キンメダイをPRした開洋漁業の出展ブース


 大日本水産会が主催する西日本最大級の食材見本市「第21回シーフードショー大阪」(2月21、22日にATCホールで開催)には、全国の加工業者や機器資材メーカー、漁業会社・団体など230者が出展。魚食普及・消費拡大、販路開拓に向け各種水産物の魅力を発信するとともに、バイヤーらとの商談で自社製品を売り込んだ。




 青森県八戸市で遠洋漁業を営む開洋漁業株式会社、近年好調な水揚げが続いている船凍キンメダイの消費拡大や輸出促進を目指し出展。骨まで丸ごと食べられる水煮の缶詰や酢じめ、焼きほぐし、炊き込みご飯などを試食提供し、定番の干物や煮付け以外の食べ方を提案した。


掲載日:2024.03.04

宮城10キロ1万3945円-三陸わかめ初入札-


 宮城県産「三陸わかめ」の今季初入札会が2月27日、気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開かれた。塩蔵製品の入荷量は31トンと、1月下旬の大シケの影響などで昨年(70トン)の半分以下にとどまった。中芯を除いた10キロ当たりの平均単価は42%高の1万3945円。脱落などのシケ被害は東日本大震災以降で最大規模という。品質は上々で、減産懸念の高まりも受け、初回から在庫確保の動きが活発化した。


掲載日:2024.03.04

ワカメ購入量は高値背景に過去最低水準


 総務省の2023年家計調査によると、全国1世帯(2人以上)当たりのワカメの年間購入量は713グラムで、過去最低だった前年比で3%増にとどまった。支出額は6%増の1509円。100グラム当たりの平均購入価格は3%高の212円と、5年連続で過去最高を更新した。三陸の減産傾向を受けた高値などを背景に、国内消費は依然として低迷したままだ。


掲載日:2024.03.04

回転ずし店と相乗り、取扱魚種・アイテム幅広く

店内調理した総菜が並ぶ


 「回転寿司根室花まる」などを運営する株式会社はなまる(本部・札幌市)が1月31日に札幌市・すすきのの新複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」地下1階にオープンした「魚のネムロふくはらココノススキノ店」。根室を中心に仕入れた鮮魚や自社製の総菜、干物、すしなどのテイクアウト品を提供。隣接の「回転寿司根室花まるココノススキノ店」と相乗効果を創出し、連日多くの来店客でにぎわいを見せている。


掲載日:2024.03.04

売り場面積最大に-テイクアウト品など多彩-


 高品質海産物製造・販売の佐藤水産株式会社(札幌市、谷脇哲哉社長)が1月25日に札幌市中心部に構えた新直営店「大通公園店」(中央区大通西3丁目、北洋ビル1階)=写真。平面では同社最大の売り場面積で千種類近くを品ぞろえ。パフェ型の海鮮丼など自社商品を使ったテイクアウト商品、量り売りなどの新展開を打ち出し、観光客、地元客の海産需要にアプローチしている。


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