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新聞記事

一般向け一覧

掲載日:2020.06.01

利尻・礼文の養殖コンブ 間もなく収穫開始


 利尻・礼文両島の養殖は、早い地区で6月中旬の水揚げ開始を予定、着業者は雑海藻駆除や干場整備など準備を進めている。長さなど生育は順調な様子。一方、シケなどによるコンブの脱落や施設被害があり、鬼脇地区で規模が大きいという。


掲載日:2020.06.01

宗谷4単協ホタテ5月末で3万3800トン

ホタテの荷揚げ作業。歩留まりは8%前後と全域的に低い(5月27日、猿払村漁協)


 オホーツク沿岸の宗谷管内4単協(宗谷、猿払村、頓別、枝幸漁協)では、枝幸を除く3単協が本操業に入った。5月末の全体水揚量は3万3800トン。歩留まりは8%前後と上がり方が鈍く、アソートは5S、6S中心。猿払村は6月1日から34隻体制となり日産400トン台の水揚げを見込む。


掲載日:2020.05.25

釧路市東部漁協の新ブランド「CLASSIC FISH」

発泡にきれいに並べたアイナメ


 釧路市東部漁協の若手漁業者らは、かごで漁獲したアイナメを中心にブランド化に乗り出した。良型を厳選して餌吐きを徹底、神経じめを施した後に内臓処理まで行う。荷造りでは鮮度保持効果のある窒素氷を活用。「CLASSIC FISH」の名称で、魚に添えるタグも作成。「マイナーな魚種をメジャーに」との思いを込め、5月末の初出荷を予定している。




  


掲載日:2020.05.25

マルキ遠藤、品質プラス「見た目が大事」

海藻ごとにパッケージの色味を工夫した「海藻ミニパック」


 宮城県石巻市寄磯浜のマルキ遠藤(株)(遠藤仁志社長、電話0225・48・2333)は、味だけでなくパッケージデザインにこだわった加工品を次々と開発している。ワカメやホヤ、ホタテ、ウニなど前浜産を生かした製品はどれも、中身を的確に伝えるデザインセンスが光る。「YORIISO」ブランドを掲げ、視覚的に訴え、より魅力的に見せることで売上アップにつなげている。


掲載日:2020.05.25

コロッケやふりかけ、イサダ製品続々

ふりかけ「いさだ舞」(左から)山椒、生姜、柚子


 岩手県大船渡市の海鮮割烹「活魚 すごう」は、地元産ツノナシオキアミ(イサダ)を使ったメニューや加工品の開発に力を入れている。岩手県の尽力により用途拡大が進むイサダだが、同店はその気運よりも前に未利用資源として早期から着目していた。開発品を軸にアレンジメニューなど活用促進を進めていく。


掲載日:2020.05.25

豊洲市場「いなせり市場」活用で巣ごもり需要に照準


 東京・豊洲市場の関係者が協力し、水産仲卸が厳選した鮮魚や干物などの詰め合わせボックスを消費者向けに販売するサービスを始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、仲卸の主要顧客である飲食店の営業時間短縮や休業により売り上げは激減。また、高級食材を中心に販路が減少し、単価下落により漁業者や加工業者などに影響が出ている。その状況下でも、中央卸売市場としての機能を維持、水産物流通の継続を図り、ステイホームでの食生活を応援するため、新たな取り組みに活路を見いだしていく。


掲載日:2020.05.25

丸鮮道場水産「半生」たらこ・めんたいこ新機軸

パッケージは明るい配色でソフトなイメージにデザイン


 鹿部町の(株)丸鮮道場水産(道場登志男社長、電話01372・7・2523)は、新食感の焼きたらこ・めんたいこを商品化した。表面はパリッと、中はしっとりした半生の焼き加減で、そのまま食べられるひと口サイズにカット。おつまみをはじめ弁当のおかず、おにぎりの具材などに使い勝手もよく、近海スケ子の新たな価値訴求に臨んでいる。


掲載日:2020.05.25

―エビ特集― 存在感放つ北海道産エビ


 北海道産のエビは量販店、飲食店で不動の人気商材として存在感を放っている。ブランド化の取り組みも進められ、近年はふるさと納税返礼品でも好評。各産地で開催される「えびまつり」は地元内外から大勢訪れる一大イベントとなり、浜の活性化をけん引している。
 北海道のエビ類資源はホッコクアカエビ、トヤマエビ、ホッカイエビなど複数種で構成。道水産林務部の集計によると、全体の漁獲量は3千㌧前後で推移していたが、2017、18年は2千㌧割れとなり、浜値は強含み。昨年も前年を若干下回った。


掲載日:2020.05.25

余市ムール、地元中心に浸透


 余市郡漁協や余市町、道総研中央水試などで構成する余市ムールガイ養殖研究協議会(会長=篠谷誠同漁協組合長)は15日に今季の水揚げを終えた。製品規格の殻長4センチ以上で昨年の2.5倍となる1.5トンを荷揚げ。地元鮮魚店や余市町役場などの関係団体に出荷の軸足を据え、試験出荷2年目は地元での存在感を広く浸透させた。


掲載日:2020.05.18

コロナ禍も何の 活動進化

刺身用に仕立てたニシン


 標津前浜で漁獲する水産物の魅力発信や6次産業化に挑む標津波心会(林強徳代表)の活動が飛躍している。昨年始まった東京の鮮魚店とのコラボや今後本腰を入れる地元での対面販売など、若手ならではの行動力を発揮。新型コロナウイルス感染拡大の逆境下でも旗印に掲げる前浜産鮮魚の普及や付加価値化に向け着実に歩みを進めている。


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