初山別村の梅澤商店(梅澤安男代表、電話0164・68・1215)は、羽幌産活甘エビでつくる丸干し=写真=が看板商品。8年ほど前に開発し、口コミで評判が広がった。昨年夏には研究を重ねてきた内臓の除去製法を確立。道産食品のトップブランド「北のハイグレード食品+(プラス)2015」に選ばれ、販路が広がっている。
北るもい漁協は、主力の天売・焼尻地区で水揚げの少ないエゾバフン(殻付き)がキロ2500円前後の好値を付けている。漁獲量は全般的に振るわず、ことしからキタムラサキの稚ウニ放流も始めた。
日高定置漁業者組合は、「銀聖」プロジェクト活動の一環で、日本の食文化などを学ぶ米国人高校生を受け入れ、7月25日、えりも町の歌別さけ・ますふ化場で増殖事業やサケの生態などの講習、サケの裁割実演などを行った。
サンマ漁は8月中旬から全さんま所属船が出漁し本番を迎える。近年漁場の北偏・沖合化など漁獲動向は不安定だが、秋の味覚を代表する人気の大衆魚。本特集では今季の漁況見通しや消費動向、安定供給に向けた生産者・産地の取り組み、消費地の販売戦略などを紹介する。
【富山】昆布でまちづくり-。高岡市、高岡商工会議所、高岡市農協などでつくる「高岡食のブランド推進実行委員会」は、地元の食文化を発信しようと、昆布グルメの開発とPRに取り組んでいる。平成24年の「高岡昆布飯」を皮切りにスイーツ、弁当、土産を考案し「高岡昆布百選」ブランドで展開。市内飲食店などが定義に沿った商品を作り提供する。本年度は既存商品に「高岡らしさ」をプラスしたブラッシュアップ商品の開発、販路拡大に注力する。
稚内市の有限会社石崎食品販売(石崎幸治社長、電話0162・24・1635)は、稚内産魚介類の加工販売で、レンジ加熱・調理の簡便食品に力を入れている。煮魚・焼魚のほか、バイヤーの提案に応え、昨年からフライにも商品の幅を広げた。
青森県日本海のイカ釣りは、低水準のまま例年の盛漁期を過ぎようとしている。7月前半は鰺ケ沢沖で漁場形成が続いたが、100箱を獲るのに苦労する船が大半となった。外来船は早めに八戸方面に移動。中心サイズは25、30尾で、サイズアップは例年並みからやや遅め。価格は上げ、20、25尾で2500円前後など高止まりしている。
猿払村漁協のマス小定置は、春先のサクラマス以降、低調な水揚げが続いている。ブリも例年並みに入網したが浜値は弱含み。着業者はこれからのカラフトマスに期待を寄せている。
大手水産会社の(株)極洋(多田久樹社長)は14日、道内の取引先で組織する北海道極洋会(会長・武藤修マルスイ札幌中央水産(株)社長)を札幌市で開き、新中期経営計画(2015~17年度)の初年度となる今期の事業方針を説明した。冷凍食品事業は12月に竣工予定の塩釜新工場を活用した即食食品など付加価値商品の製造・販売を加速。昨年に本格参入した家庭用は売上高10億円を目標に、関西圏への進出を含め導入店舗の拡大を目指す。