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新聞記事

水産業向け一覧

掲載日:2018.07.23

豊洲市場円滑開場へ/東京都、札幌で説明会開く

 10月11日の豊洲市場開場に向け、東京都は17日、札幌市の第二水産ビルで衛生・品質管理など市場の機能、物流体制などを周知する説明会を開いた。北海道の荷主や運送業界などの関係者約30人が出席。築地市場からの移転作業に伴う休市時の荷受体制の確保などの要望が出され、都や市場関係者は荷受対応を行う方針を示した。


掲載日:2018.07.23

昼イカ岸壁に上屋/青森県三沢で9月着工

三沢漁港での昼イカ水揚げ。幕屋根式施設の整備で付加価値向上が期待される

 青森県、三沢漁港のスルメイカ荷揚げ岸壁に上屋がかけられる。近く始まる県の岸壁補強工事が終了後、三沢市が2759平方メートルの幕屋根式施設を整備。来年6月に完成する予定だ。「赤トンボ」と親しまれる三沢産昼イカの衛生管理と付加価値向上を後押しする。
 昼イカの水揚げでにぎわう同漁港では、4基の浮桟橋から8隻が同時にコンベヤーで岸壁に荷揚げできる。浮桟橋3基分の荷揚げスペースとなる岸壁の北東側を幕屋根式施設で覆う。市の工事は9月ごろ始まる見通しだ。


掲載日:2018.07.23

留萌管内スルメイカ連日4000箱台

苫前漁協のスルメイカ(18日)

 留萌管内でスルメイカが昨年より早くまとまった。7月頭から水揚げが始まり⑾日から二十数隻で4日連続の4千箱台。16日時点のイカ釣水揚量は昨年の4・7倍に当たる3万1500箱に上る。大半が発泡で25尾主体に20尾も多い。
 道漁連留萌支店の集計によると、苫前漁港を中心に11日は23隻で4100箱、12日は26隻で4900箱、13日も同じく26隻で4100箱、14日は25隻で4千箱、休み明け16日は12隻で590箱。


掲載日:2018.07.23

函館市漁協17日現在スルメイカ13%減

スルメイカの荷揚げ。サイズは小さい(18日、函館漁港)

 函館市漁協のスルメイカ釣漁は解禁から1カ月半以上が経過、着業船は松前や前浜(津軽海峡)に分かれて操業し日間差の大きい漁模様となっている。サイズも小さく、発泡バラが主体。着業者は今後の好漁と組成アップに期待している。
 同漁協のスルメイカの取扱いは17日現在で数量が前年同期比13%減の71トン、金額は同16%減の7025万円、キロ平均単価は同3%安の991円となった。


掲載日:2018.07.23

「サケ日本一のまち」斜里第一・ウトロ両漁協と町が東京でPR

「鮭、日本一のまち」を伝える配布物

 北海道観光振興機構は19日、メディアを対象とした観光情報を提供する発表会を東京都内で開催。道内各地域の観光協会らが参加するなか、斜里町や斜里第一、ウトロの両漁協関係者も登壇し、「サケ水揚げ日本一のまち」を掲げた観光事業をPR。観光と漁業がタッグを組み、旅行シーズンを迎える秋に向けたプロモーションを発信した。


掲載日:2018.07.23

留萌管内稚貝大量付着で大型

例年より成長した稚貝

 留萌管内で稚貝の仮分散作業がスタートした。4単協(増毛、新星マリン、北るもい、遠別漁協)とも昨年より多く付着し、成長も早く大型傾向。1分2厘~1分5厘のふるいで始める地区が多い中、増毛は過去に例のない2分で開始。どの地区も十分に確保できそうだ。


掲載日:2018.07.23

ウニ増殖溝で身入り上々、 岩盤掘削し移植放流

遠浅の岩盤を利用した宿戸のウニ増殖溝

  岩手県北部、洋野町宿戸の海岸線約6キロに全国でも珍しい、天然の地形を利用したウニ増殖場が広がる。岸から200メートルほど伸びる遠浅の岩盤に、沖に向け幅4メートル、深さ90センチの溝を40本掘り、沖のウニを移植。餌となるコンブなどの海藻が流入し、5月から良好な身入りとなり放卵期の8月中旬ごろまで安定する。7月半ばが甘味のピークとなる。


掲載日:2018.07.23

青森県・三沢市漁協直売所売上1.5倍、ホッキが人気

冬場に直送が好調となった三沢のホッキ

 青森県三沢市の三沢市漁協(門上馨組合長)は2017年度、直売所の売り上げを前年度の1・5倍に伸ばし、経営を黒字化した。関東、関西圏の飲食店への直送が好調で、特に冬場のホッキに注文が集まった。地元の魚貝類にこだわることで利益よりも認知度アップを狙い、魚価の向上を目指す。


掲載日:2018.07.23

えさんの促成が最盛期、養殖ミツイシはほぼ終漁

水揚げが進んでいる養殖コンブ(18日、日浦漁港)

 えさん漁協の養殖コンブの水揚げはミツイシがほぼ終漁し、促成マコンブが最盛期を迎えている。日浦・尻岸内中心に一昨年まで数年続いた芽落ちやシケによる大幅脱落は今季もなく順調に漁期入り。ただコケムシの付着に頭を悩ます浜もあり、品質や水揚げ状況は地区でばらつきがある。


掲載日:2018.07.16

道内 陸上養殖が活発化

 北海道の漁業生産は一昨年、昨年と2年連続で100万トン割れとなり、流通加工など各方面に深刻な影響を及ぼした。今年は春ニシンの豊漁、シケ被害から回復に向かうホタテ、昨年比1.8倍の来遊予想が示された秋サケなど底打ちが期待される。ただ、海洋環境の変動や自然災害の頻発など前浜資源を取り巻く状況は不安定要素が高まっており、打開策を求め自然環境リスクの少ない陸上をはじめ養殖事業の取り組みが活発化している。


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