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新聞記事

ウニ増殖溝で身入り上々、 岩盤掘削し移植放流

2018年07月23日

遠浅の岩盤を利用した宿戸のウニ増殖溝

  岩手県北部、洋野町宿戸の海岸線約6キロに全国でも珍しい、天然の地形を利用したウニ増殖場が広がる。岸から200メートルほど伸びる遠浅の岩盤に、沖に向け幅4メートル、深さ90センチの溝を40本掘り、沖のウニを移植。餌となるコンブなどの海藻が流入し、5月から良好な身入りとなり放卵期の8月中旬ごろまで安定する。7月半ばが甘味のピークとなる。

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