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新聞記事

2024年11月の記事一覧

掲載日:2024.11.04

各地域の課題整理-道の第2回検討会議-


 道は10月31日、第二水産ビルで、第2回目となる「コンブ生産安定対策検討会議」を開き、天然コンブの生産回復・安定化に向けた課題の整理や対策の方向性について意見を交わした。今回は各地域の課題や要望などを整理。コストのかからない雑海藻駆除の手法や技術的指導、研究機関の取り組み・成果の漁業者への共有、減産要因や着生不良などに関する調査を望む声が挙がった。コンブの種類に応じた地域ごとの漁場管理や雑海藻駆除などの対策の必要性についても確認した。


掲載日:2024.11.04

ダルスつくだ煮とエビ頭スープ、低利用素材を商品化


 積丹町、東しゃこたん漁協などで組織する積丹町地域活性化協議会(代表・馬場龍彦町商工会長)は、前浜産の未・低利用素材で2品を商品化した。ウニ餌料用ホソメコンブ養殖の副産物・ダルスのつくだ煮と町内の飲食店の副産物のナンバンエビの頭を活用したスープ。海の恵みを余すことなく活用するコンセプト。レシピは地元料理人が監修し、同協議会メンバーの積丹やん集小道協議会が原料の調達から商品開発、製造販売までを担当している。


掲載日:2024.11.04

宮城カキ初入札、4割高4万円超

生食用カキの殻むき作業(10月28日、万石浦鮮かき工場)


 今季の宮城県産生食用むき身カキの出荷が10月28日に始まった。県漁協石巻総合支所で開かれた初入札には前年同期比47%減の5.1トンが入荷。上場量が少なく需要が集中する形となり、10キロ当たりの平均単価は37%高の4万2376円。昨年より1万円以上高い出足となった。最高値は15%高の4万7千円。高水温の影響で成育が遅れ、県が指針とする解禁日(9月29日)より1カ月ほど遅れてシーズンを迎えた。


掲載日:2024.11.04

スチコン新規導入

新規導入したスチームコンベクションオーブン


 斜里町ウトロの株式会社ユートピア知床(櫻井晋吾社長、電話0152・24・2306)は今年、スチームコンベクションオーブン2基を新規導入した。労働力の確保が厳しい情勢を踏まえ、加熱処理工程の自動化による省人・省力化、消費電力などコスト削減が目的。併せて熱伝導率が高く、均一に加熱処理できる機能を生かし、サケフレークやふりかけなど商品の品質向上につなげていく。


掲載日:2024.11.04

イオン、全漁連とフェア

「いしかわのサワラ」(左)や「長崎の赤カマス」など各県のプライドフィッシュがびっしり


 イオンリテール株式会社は1~4日、全漁連と協働して漁連・漁協らが選定した地元漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」を販促するフェアを「イオン」「イオンスタイル」など380店で開催した。今年新たにプライドフィッシュとして加わった魚種や、秋季、地域ならではのものを品ぞろえしたほか、未利用魚を活用した新商品を販売。官民協働の魚食普及プロジェクト「いいさかなの日」とも連動させ、国内の水産物消費拡大に取り組んだ。


掲載日:2024.11.04

真空・密着包装×容器

今年から販売開始した密着真空包装機「SP-4434」


 「TOSPACK」シリーズで知られる真空包装機国内最大手の株式会社TOSEI(東京都品川区)は10月23~24日、食品容器の有力企業株式会社エフピコとのコラボ展示会を東京・五反田の同社ショールームで開催した。「ニーズの架け橋」をテーマに、真空包装・密着包装と容器・トレーといった両社の製品による相乗効果を引き出した。品質や作業効率の高さを示すとともに、人手不足の解消や食品ロス削減など業界が抱える課題に対応する食品包装の最新技術を発信した。


掲載日:2024.11.04

仲卸待望の良型サンマ入荷-東京都・豊洲市場-

15尾入れの根室産サンマ


 東京都・豊洲市場のサンマ消流は10月終盤に入って2キロ箱13尾入れが入荷し始め、待望の良型商材に仲卸業者は高級店に販売展開している。一方で、11月以降は組成の小型化が予想されており、15尾入れの中心サイズもピークアウトした飲食需要に最後の売り込みを図っている。


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