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新聞記事

2019の記事一覧

掲載日:2019.05.20

東都水産、減収増益。豊洲運営本格化、高収益型へ


 東都水産(株)の2019年3月期連結決算は、売上高が前期比0.7%減の1163億8200万円、営業利益は3.2%減の13億6200万円、経常利益は15.1%増の17億700万円、当期純利益は41.1%増の13億8100万円となった。
 主力の水産物卸売事業の売上高は1.6%増の1082億9700万円、営業利益は193.8%増の5億4900万円。鮮魚と冷凍魚は数量・金額とも前年を上回ったが、塩干加工品は取扱数量の減少が響き、減収となった。


掲載日:2019.05.20

ウニ・ナマコ陸上養殖実験に富士通のIоT技術を活用/神恵内村

施設内の試験水槽で生息するウニ


 神恵内村は、IоT(モノのインターネット化)を活用したウニとナマコの陸上養殖の実証実験を始めた。富士通が構築した養殖管理システムをもとに実施。パソコンやスマホなどモバイル端末での効率的な陸上養殖の手法を検証していく。


掲載日:2019.05.20

理研ビタミンが三陸わかめ唐揚げ発売

商品パッケージ


 理研ビタミン(株)は6月3日、業務用向けの新商品「三陸産わかめ唐揚げ(冷凍)」を発売する。水分含有の多いワカメは油で揚げるのが難しく、市場に流通するような同様の商品はこれまでになかった。海藻加工を主力にしてきた同社が切り込むことで、ワカメの新たな食シーンを創出する。
 味付けしたワカメにから揚げ粉をまぶしたもので、揚げるだけで完成する簡便商品。唐揚げ粉には主力事業の一つである食品用改良剤を活用。調理後、長時間経過してもさくさくした食感や香ばしい風味を保つよう仕上げた。


掲載日:2019.05.20

総菜メーカーのヤマザキ、福島町加工施設の乾燥環境を改善

乾燥環境を改善した昆布一次加工施設


 総菜メーカー、(株)ヤマザキ(静岡県、山崎朝彦社長)のグループ会社、(株)北海シーウィードが業務を担う道南・福島町の昆布一次加工施設が稼働2年目を迎えている。今年はファンや除湿器を導入したほか、風の循環を効率化し乾燥環境を改善。昨年実績の約3倍となる500トン(生)の加工を目標に掲げる。(株)ヤマザキの杉本正美専務は「漁業者の協力のおかげで成り立つ事業。今後も課題を一つ一つクリアし作業効率化を図っていきたい」と話す。


掲載日:2019.05.13

函館市漁協根崎地区 養殖ガゴメ、水揚げ順調

順調な水揚げが続く養殖ガゴメ(8日、根崎地区)


 函館市漁協根崎地区のガゴメ養殖は、順調な水揚げが続いている。昨年12月の種付け後、大きなシケ被害もなく推移。岩田和晴養殖部会長は「生育状況は例年並み」と話す。


掲載日:2019.05.13

低流通魚、東京のすし店で開花――黒酢の寿司 京山

串本から届いたチカメキントキ、ニザダイ、ハチビキ、スマガツオなど。全種がこの日の「おまかせセット」のすし種に


 産地で消費されるのがほとんどで、流通には乗らず、都市部では見かけることがない魚―。そんな、未利用魚とも違う「低流通魚」を産地から積極的に仕入れ、宅配ずしのネタにして注文を獲得しているのが、東京都墨田区にある「黒酢の寿司 京山」(電話03・3614・3100)。消費地側の理屈だけでなく産地側への配慮と、実直に魚と向き合い続ける姿勢ですし種に昇華、ビジネスとしても成立させている。


掲載日:2019.05.13

上磯郡漁協 底建網でホッケ


 上磯郡漁協中ノ川地区の底建網で4月中旬、ホッケがまとまって乗網した。全体で多いときは10トン以上。「網入れ後すぐに獲れた」と振り返る。ただ同月下旬には下火になり、今後の再乗網に期待する。


掲載日:2019.05.13

日高春定置、本マス好発進

開幕した春定置の荷揚げ作業(8日、三石漁港)


 日高管内の春定置(19カ統)は、地区間で差はあるものの、総体では本マス(サクラマス)が順調な滑り出しを見せている。ただ、浜値は昨年より安値傾向。一方、トキサケは昨年より出遅れており、型も小ぶり。5月下旬以降の盛漁期の漁況が注目されている。


掲載日:2019.05.13

サロマ3単協ホタテ、15日から稚貝放流

漁場造成のホタテ荷揚げ作業(7日、湧別漁港)


 サロマ3単協(湧別、佐呂間、常呂漁協)の稚貝放流は15日から開始する。成育は例年より小型傾向だが、へい死の心配はなく計画粒数を確保できる見通し。3単協とも12日で漁場造成を終えている。


掲載日:2019.05.13

毛ガニ品薄高値続く

高値基調の毛ガニ(7日、札幌市中央卸売市場)


 札幌市中央卸売市場の毛ガニ消流は、オホーツク北部を中心とする水揚げ不振などを背景に高値相場が続いている。連休中もキロ7000円前後から6000円で、昨年同時期の1000円高。荷受担当者は「量販店向けは引き合いがほぼ皆無に近かった」と話す。


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