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新聞記事

2018年3月の記事一覧

掲載日:2018.03.12

オ海 漁場造成始まる

宗谷漁協の漁場造成水揚げ作業。今年の総計画量は前年比6割増の4万2000トンと大幅に増える(昨年3月)

 オホーツク海ホタテけた引の漁場造成が始まった。北部は7日に枝幸漁協、南部は8日に雄武漁協が開始。本操業を含む今年の総計画量は昨年実績を2割上回る25万トン。このうち漁場造成で5000トン以上を見込んでいる。


掲載日:2018.03.05

サバから抗酸化成分 加工残さ有効利用

岩手県で水揚げされるサバ

 東日本大震災から7年が過ぎようとしている。被災地の再生を後押ししてきた国の復興支援事業により今年、サバの抗酸化成分が脚光を浴びそうだ。漁業者の減少に拍車がかかった沿岸では、外国人技能実習生が操業を支え、養殖作業で頼みとなり、水揚げを戻そうとしている。
 サバの加工残さに含まれる抗酸化機能成分「セレノネイン」を抽出する技術が岩手県で確立し、これを素材にした健康食品が今秋に販売される見通しだ。国の震災復興支援事業で研究、実証実験が進み結実。アンチエイジング効果や養殖魚の品質アップも期待され、残さの価値を高めそうだ。


掲載日:2018.03.05

ひやま漁協ヤリイカ、昨年上回る

小ぶりになってきたヤリイカ(2月27日、久遠港)

 ひやま漁協のヤリイカ釣りは、大成、熊石の両地区で不振の昨年を上回る水揚げで推移している。組成は例年より小型が目立つ。


掲載日:2018.03.05

極洋食品塩釜工場 生産の「見える化」実証

 株式会社極洋はグループ会社・極洋食品㈱の塩釜工場=写真=で水産加工品の生産工程の「見える化」に関する実証実験を実施。その結果、生産効率の向上につながる効果を得たとしている。NECソリューションイノベータ株式会社や東北大学大学院工学研究科らが協力。今後も実証を続け、生産現場の効率改善や熟練者の技術の継承、生産工程の省人化を図り、持続可能な水産加工品業の実現をめざす。


掲載日:2018.03.05

活貝値崩れ 韓国向中心に供給過剰

 韓国向け中心の活貝出荷が供給過剰で値崩れしている。キロ400円で始まった留萌管内では2月に入って300円台となり、同月後半から280円に下がった。
 


掲載日:2018.03.05

兵昆の招待商談会 9億4790万円の大商い

 【神戸】兵庫昆布海産株式会社(神戸市、中山俊社長)は2月23日、有馬温泉の兵衛向陽閣で「第64回春の招待商談会」を開いた。例年同様に全国の加工流通業者ら約100人が参集。出来高は9億4790万円。過去最高だった昨年を1%下回ったものの、史上2番目となる大商いとなった。


掲載日:2018.03.05

ひやま漁協ニシン 2月末で昨年の3倍

 ひやま漁協のニシン刺網(特別採捕)は水揚げが好調だ。1月上旬から江差地区を中心にまとまり、2月末時点で前年同期比3倍の3トンと大きく伸びている。


掲載日:2018.03.05

イオン チリ産白身ヒタチダラ発売

 イオンリテール株式会社は1日、本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」全400店舗でチリ産「ヒタチダラ」(メルルーサ・オーストラリス)を発売した。マダラの代替として訴求する。高まる“代替魚”需要の中、新たな魚で日本の魚食文化を切り開きたい考え。白身魚“パンガシウス(バサ)”(本紙2月26日付1面)に次ぐ新提案として位置付けている。


掲載日:2018.03.05

女川など新貝出荷

 宮城県のホタテ養殖で地種新貝の水揚げが5日ごろから始まる。中部地区の県漁協女川町と北上町十三浜の両支所産で、事前の初値決め会で470円プラス・マイナス10円となった。北部の唐桑支所でも水揚げ準備が進む。


掲載日:2018.03.05

石狩湾 ニシン好漁持続

好漁が続いているニシン(2月26日、厚田地区)

 石狩湾漁協のニシン刺網は、ハシリから好漁が続いている。厚田地区はシケに悩まされながらも日量50トン前後、少なくても10トン以上の水揚げ。石狩、浜益合わせた3地区合計の水揚量は、漁期を1カ月残した2月末段階で昨年の最終実績に到達した。


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