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新聞記事

2014の記事一覧

掲載日:2014.07.07

エゾイシカゲガイ岩手で震災後初出荷

震災前以上の成長で好スタートとなったエゾイシカゲガイの水揚げ(3日、要害漁港)

 岩手県陸前高田市のエゾイシカゲガイが2日、大震災後、初めて出荷された。広田湾漁協気仙支所の気仙地域イシカゲガイ養殖部会(熊谷信弘部会長・5人)が生産し、同支所が東京・築地市場を中心に144箱(1箱5キロ)を送った。成長は殼長60ミリ前後と良好。本年度は震災前を上回る47トンの水揚げが計画され、築地市場での販売価格はキロ2300円となる。


掲載日:2014.07.07

道漁連の生産予想 昨年から回復も2万トン割れ続く

 道漁連は3日、道昆布事業協同組合の総会で、本年度の道内コンブ生産予想を昨年度実績比17%増の1万7500トンと発表した。過去最低だった昨年に比べると生産回復となりそうだが、平年作の2万トンを8年連続で割り込む見通しだ。


掲載日:2014.07.07

カニかご数量減も浜値堅調 いぶり噴火湾漁協

好値を付ける毛ガニ(1日、虻田本所)

 いぶり噴火湾漁協のカニかご漁は、昨季を下回る水揚量だが、キロ平均単価は昨年より700円以上高く好値を付けている。


掲載日:2014.07.07

道南スルメイカ ひやま連日1万箱超え

 道南のスルメイカ釣漁はひやま漁協管内に操業船が集結、6月下旬から1万箱以上の水揚げが続いている。
 6月前半は着業隻数も少なく、日産数百箱程度だったが、17日は55隻(うち外来9隻)6498箱と一気に増加。18、19の両日は8千箱で、20日に89隻(同25隻)1万989箱と、今季初の1万箱超えとなった。


掲載日:2014.07.07

オ海本操業値決め キロ160~130円の高水準

 6月から本操業入りしたオホーツク海では、各漁協で値決め交渉が始まった。価格はキロ160~130円。高歩留まりとなった昨季より52~30円安だが、一昨年と比べ約30円高の高水準。歩留まりは最高12.5%で昨季より約6ポイント減少している。


掲載日:2014.07.07

カネシメグループ第二次中期ビジョン 道産の戦略商品確立

 札幌市中央卸売市場の荷受・髙橋水産株式会社(髙橋清一郎社長)を中核とするカネシメグループは、本年度から3カ年を計画期間とする「第二次中期ビジョン」を策定した。第一次(23~25年度)の成果と課題を踏まえ、グループや取引先との連携によるシナジー効果を発揮しながら、北海道産の取り扱いや輸出事業の強化などに取り組んでいく。


掲載日:2014.07.07

日本のスケソ韓国で姿消す

釜山「eマート」の鮮魚売り場。ロシア産冷凍スケソが並ぶ

 【韓国=松本名司】「スケソはない」。韓国の水産関係者は一様にこうため息をつく。福島原発事故後、日本の対韓国輸出は減少し、特に昨夏の汚染水漏出問題以降は激減。自国の水揚げも低迷、ソウルの市場関係者からは「ここ数年は産地で消費され、首都圏に入らない」との声も上がる。


掲載日:2014.06.30

韓国でホタテ需要を探る 日本産評価に変化

可楽洞農水産物総合卸売市場内の店舗。日本産ホタテに産地明記はなかった

 【韓国=松本名司】日本の活ホタテ輸出先第一位の韓国。中国産の輸入減も絡み昨年までは増加の一途をたどった。ホタテをはじめ日本の水産物に対するイメージは「安全・安心な食材だった」と誰もが話す。しかし原発汚染水問題が起きた昨夏以降、状況は一変。国内の水産物消費は落ち込み、ことしはホタテ輸入量も減少している。韓国の首都ソウルや釜山などを訪ね、流通事情を探った。


掲載日:2014.06.30

函館・古清商店 新施設9月完成

9月完成予定で建設が進む冷凍冷蔵加工施設

 函館市の水産卸・株式会社マルナマ古清商店(古伏脇隆二社長、電話0138・23・7256)が市内日乃出町で建設を進めている冷凍冷蔵加工施設は9月の完成予定。老朽化、狭隘(きょうあい)化に伴う建て替えで、冷蔵収容能力を従来の2倍に増強。加工場は衛生管理体制を強化する。


掲載日:2014.06.30

えさん漁協尻岸内のブランド「バキバキ」 海峡根ボッケ船上水氷じめ

 えさん漁協尻岸内地区ほっけ刺し網部会(佐藤光行部会長、9人)の「海峡根ボッケ バキバキ」はことしで14年目を迎える。投網後2時間ほどで水揚げし、船上水氷じめした鮮度抜群のホッケで、ブランドとして定着。函館だけでなく、道内外各消費地に流通する。24日、佐藤靖治理事の第88龍王丸(4.6トン)に乗船し、水揚げを取材した。


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