三陸ワカメが高値でスタートした。宮城県産の初入札が13日に気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開かれ、ボイル塩蔵は中芯を含めた平均が10キロ1万133円、昨季比127%で落札。在庫消化に伴う手当のほか、岩手県産も含め今季も低水準の生産、供給が続くとの不足感から、品質より確保重視の応札となったことをうかがわせる。