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新聞記事

宮城 ナマコ種苗、漁協が生産

2018年07月02日

親ナマコの計量(6月25日、牡鹿漁協)

 宮城県漁協と牡鹿漁協は6月、ナマコの種苗生産に取り組み始めた。親ナマコを採捕し、温度刺激で放卵・放精を誘発。ふ化した数十万の浮遊幼生を飼育し、採苗器に付着させてから海で中間育成する。体長1~2センチになる冬に放流。簡易な方法でコストをかけず、放流のサイズやその後の生残率より、数量を重視する「粗放的放流」で資源の維持、増大を狙う。

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