寿都町漁協のホッケは11月末現在、水揚げが891トンと低調だった前年同期の2・1倍となっている。ただキロ平均単価は前年同期比48%安の154円に下落、金額は同10%増の1億3700万円と伸び幅は小さい。 定置や底建網などで水揚げ。秋漁は「11月10日過ぎにまとまった」と着業する小西正之組合長。「漁模様は、不漁続きだった近年の中ではいい方。回復の兆しが見えてきた」と実感する。同漁協では網の減統を行い資源保護に努めている。