「明日へ 未来へ 北の大地の森づくり」をテーマに、第58回全国植樹祭が6月24日、苫小牧市静川の「つた森山林」で晴れやかに行われた。天皇・皇后両陛下をお迎えし道内外から訪れた1万2千人が、48種約2万本の苗木の植樹に汗を流した。豊かな生態系を育む森林を守り、育て、次世代に引き継ぐとともに、待ったなしの地球環境汚染対策に向け心を一つにした。
全国植樹祭の北海道開催は昭和36年、支笏湖畔に昭和天皇・皇后陛下をお迎えして「積雪寒冷地帯の植林」をテーマに開かれた第12回以来46年ぶり2回目。
道内の水産業界は、全国植樹祭に全面的に協力。協賛金は計59団体、843万円にのぼった。
また24日当日、記念式典会場の目玉の一つサービス広場コーナーに、えりも漁協、標津町サケ・ホタテ消費流通対策協議会、留萌管内お魚普及協議会が出店、北海道の海の味覚をPRした。
えりも漁協のメーンは日高産のマツブ。漁業者やえりも町商工会議所、日高支庁水産課職員が参加協力し、マツブのほかコンブ製品、シシャモ、毛ガニの日高特産品やツブ串おでんなどを販売し好評だった。
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(2007年07月02日付)