凍結から2カ月保管、解凍して作ったサバの刺身。左はブライン凍結で、上がマイナス20度保管、下が同60度保管。右は気流凍結で、上が同20度保管、下が同60度保管。同60度保管は血合い肉が赤く、透明感がある(青森県産業技術センター食品総合研究所提供)
脂乗りのいい青森県八戸方面のサバが周年、刺身で食べられそうだ。寄生虫アニサキスを死滅させるとともに高鮮度で凍結、保存する技術が開発され、この秋にも商品化、試験販売される見通しだ。尾を切って脱血、活じめすることで、いっそうの品質アップも期待される。