旨さに絶対の自信―釧路の(有)マルワ北匠(ほくしょう)=渡辺好郎社長、電話0154・32・1866=製造販売するサンマの一夜干し「さんまいちばんぼし」が着実に売上を伸ばしている。
道東沖で獲れる9月下旬から10月上旬の脂が乗り、身が締まる1尾180グラムの冷凍サンマを使用。電磁的方法で48時間を掛けて、じっくり解凍。ノンドリップ、うま味成分そのままのハイ・チルド状態で、内臓除去など前処理、5%塩水に漬け込み、温風乾燥に15時間掛けて仕上げる。
フライパンで4~5分焼く。しょう油不要、塩味で芳醇なうま味が口に広がる、逸品と評判。
周年で生産、年間5万尾を販売(小売価格1尾200円)。神奈川県相模原、名古屋名鉄のどさん子プラザでは1日100尾、札幌の丸井今井では同70~80尾の売れ行き。年ごとに伸長、リピーターが多く、ギフトでの利用も増えている。
渡辺社長の話 一年中切らさず、生産することを第一に、どこよりも一番美味しいサンマの一夜干しを提供したい。
※記事の詳細は週刊水産新聞紙面をご覧ください。