ひやま漁協熊石支所の平井漁業部が2018年から取り組む痩せウニ蓄養事業は、5月13、14日の2日間でキタムラサキウニ100キロを今季初出荷した。平井徳雄代表は「単価は例年に比べ若干良い」と市況を実感する一方、身入りに対し「歩留まりは15%くらいと例年の18%平均に比べ低い」と説明する。主な出荷先は塩水パック加工を手掛ける相沼地区の門脇謙哉さん。天然ウニの需給動向をみながら出荷している。