発泡に詰めた2年カキ。一つ一つきれいに磨き、殻の大きさをそろえてこん包している
「湧別町の海産物を全国に広めたい」。その熱い思いを実現させようと、湧別漁協に所属する3人の若手漁業者が、湧別産カキのブランド化に乗り出した。道内外への拡販を目指し「オホーツクABENGERS(アベンジャーズ)」を結成。ブランド名を「しろくまオイスター」と名付けた2年カキは、卸先の一つ、北九州市のオイスターバーから高い評価を得た。代表の安部漁業部・安部伸昭さん(41)は「氷上のカキ漁をPRし湧別産の知名度を高めたい」と話している。