スケソの荷揚げ作業(11月6日、尾札部漁港)
渡島噴火湾のスケソ刺網は薄漁のため序盤から操業隻数が少ない上、経費削減で揚網回数を調整する船があるなど苦戦している。また、漁業者は高水温の影響などで沖に停滞していた群れが海況の変化で11月末ごろから一斉に陸に入ってきた昨年同様の漁獲傾向を懸念。加工筋も漁獲の短期集中と卵成熟ピークの早期化などを懸念する一方、今後の好転を期待する。