生産低迷が続く北海道のコンブ。流氷や爆弾低気圧、天候不順といった自然環境の影響だけでなく、高齢化や後継者不足に伴う着業者数の減少も減産要因の一つとして挙げられる。道水産物検査協会のまとめによると2023年度の道内全体のコンブ着業者数(着業申請数、拾い専業除く)は5419人(前年度比310人減)とこれまでで最も少なく、13年度からの10年間で1660人も減少している。