宮城県産「三陸わかめ」の今季初入札会が2月27日、気仙沼市の県漁協わかめ流通センターで開かれた。塩蔵製品の入荷量は31トンと、1月下旬の大シケの影響などで昨年(70トン)の半分以下にとどまった。中芯を除いた10キロ当たりの平均単価は42%高の1万3945円。脱落などのシケ被害は東日本大震災以降で最大規模という。品質は上々で、減産懸念の高まりも受け、初回から在庫確保の動きが活発化した。