神奈川県では今年度から人手不足の水産業で福祉人材の就労・雇用を促進させるマッチング支援に乗り出した。岩手県の先行事例を参考に、障害者だけに絞らず、高齢者(若年性認知症を含む)、生活困窮者といった幅広い福祉人材を対象にする特色も打ち出している。昨年9月末時点で複数件延べ56人の就労を実現。今後は水産業者、福祉人材の双方で理解を深めるための説明会開催などにも力を入れていく。