顧客にサイズを分かりやすく並べているシシャモ
東京都・豊洲市場の北海道産シシャモの消流は水揚げ不振で開幕から高騰が続いている。飲食店、鮮魚店などは仕入価格の上昇圧に苦戦。天ぷら専門店へ販売している仲卸業者は「他の魚商材も高くて少ない。それで高値のシシャモを渋々買っていく」と厳しい状況を明かす。仲卸の平均的な販売価格はキロ8千円。「今季は初入荷(12日)から変わっていない。昨年は早くから6千~5千円まで下がっていた。不漁で品薄傾向」と焦りを見せる。