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新聞記事

遊休漁場活用しワカメを大規模養殖。今季120トン

2023年04月24日

荒波にもまれて育ったワカメは肉厚で香りも豊か


 岩手県大船渡市の漁業者、佐々木晶生さん(有限会社マルカツ水産=同市三陸町綾里=取締役、電話0192・42・2665)は養殖ワカメの大規模生産に挑戦している。理研食品㈱(宮城県多賀城市)が種苗を供給するなど全面的にサポート。2年目の今季は生産量が前季比2倍の120トン(原藻換算)に達する見込みだ。家業の漁船漁業が振るわず、三陸産ワカメも減産傾向が続く中、「まだまだ勉強中の身だが、規模はもっと拡大できる。地域の雇用創出にも貢献したい」と意気込む。

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