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新聞記事

パイプへのコンブ着生成功でブルーカーボンに期待膨らむ

2023年01月01日

付着器に付いた大量のコンブ


 「前浜で進む磯焼けを止めたい」という強い思いから、森漁協元監事の山下良慈さんは、廃材パイプを活用した天然マコンブの着生・育成実験に挑戦し、見事コンブの生成に成功した。実験に使用したのは㈱森機械製作所(佐呂間町)と共同開発した「天然昆布種付着器」。大きな成果を得た2021年度の実験を応用し、22年度は数を増やして円形状に投入した着生実験に挑んでいる。磯焼け対策はもとより、山下さんは炭素吸収源「ブルーカーボン」としての可能性にも期待を寄せている。

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