下山浩二総船団長(右)と賛同協力書を交わす中村稔会長
長崎県壱岐市のマグロ一本釣漁業者でつくる「壱岐市マグロ資源を考える会」(中村稔会長、347人)の役員ら8人が21日、北海道随一のマグロ産地・戸井漁協を訪れ、マグロ資源の減少に歯止めをかけ、漁業を持続するには「未成魚と産卵親魚の保護が不可欠」と訴えた。戸井・えさん両漁協の延縄船団役員のほか焼尻島の一本釣漁業者4人も駆け付け、約2時間にわたり熱心に意見交換、賛同協力書を交わした。