薄漁のスルメイカ。サイズは例年並み(8月28日、岩内郡漁協市場)
岩内郡漁協のスルメイカ釣漁が低調に推移している。神恵内の川白沖や前浜で操業しているが、数量がまとまらない。昨年は数十隻が集結した外来船は、8月28日現在でわずか1隻にとどまっている。 地元船は3隻が操業。同漁協の西澤英美理事は、6月中旬過ぎに道内で漁を始めた。「6月28日にカムチャッカ根で200箱と一定量がまとまったが、それ以降は振るわず、厳しい漁模様」と嘆く。