宮城県が取り組む、高級魚ホシガレイの「作り育てる資源管理型漁業」事業が成果を上げている。県内の2019年の漁獲量は10年前に比べ、約4倍の21トンに増加。キロ平均単価は3934円の高値を記録し、不振が続く漁船漁業の支えになっている。漁業者らによる中間育成事業は3年目を迎えた。今季の稚魚放流は6月下旬に始まる予定。